「ヒーロー・モトコープ」の版間の差分
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'''ヒーロー・モト |
'''ヒーロー・モトコープ''' ('''Hero MotoCorp''') は、[[インド]]の[[ニューデリー]]に本社を置く[[オートバイ]]メーカー。1984年にインド最大規模の自転車メーカー[[ヒーロー・サイクル]]と[[日本]]の[[本田技研工業]]との[[合弁事業|合弁会社]]、'''ヒーロー・ホンダ''' ('''Hero Honda''') として設立され、インド最大手のオートバイメーカーに成長したが、2010年に合弁を解消し2011年8月に現在の社名に変更した。 |
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== 概要 == |
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== 外部リンク == |
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2014年2月8日 (土) 03:07時点における版
種類 | 公開株式会社 |
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市場情報 | BSE: 500182 |
本社所在地 |
![]() ニューデリー |
設立 | 1984年 |
業種 | 輸送機器 |
事業内容 | 二輪自動車 |
売上高 | 約860億ルピー(2005) |
営業利益 | 約123億ルピー(2005) |
従業員数 | 7,500人(2005) |
外部リンク | http://www.heromotocorp.com/ |
ヒーロー・モトコープ (Hero MotoCorp) は、インドのニューデリーに本社を置くオートバイメーカー。1984年にインド最大規模の自転車メーカーヒーロー・サイクルと日本の本田技研工業との合弁会社、ヒーロー・ホンダ (Hero Honda) として設立され、インド最大手のオートバイメーカーに成長したが、2010年に合弁を解消し2011年8月に現在の社名に変更した。
概要
1980年代、インド政府は外国企業に対する規制を部分的に緩和し、少数ではあるが合弁事業を通じてインド国内市場に参入できた。日系合弁自動二輪車メーカーとしてはTVSスズキ(en:TVS Motors)、キネティック・ホンダ(en:Kinetic Honda)、バジャージ・カワサキおよびヒーロー・ホンダが揃い、インド自動二輪車市場は変化した。それまではロイヤルエンフィールド(en:Royal Enfield)、アイデアル・ジャワ(en:Ideal Jawa)、エスコーツ(en:Escorts Group)の3大メーカーの独占的市場であった。しかも商品形態は供給者主導で顧客重視の状況ではなかった。この状況の変化により消費者の影響力が増大し、より多くのモデル、販売価格に比して良好な燃費効率など技術水準や市場形態の変化をもたらした。
21世紀に入り、国内市場の48%を占めるようになり、輸出台数も少量ながら増加傾向にある。2004年6月に本田技研工業は技術提携の延長を発表し、2014年までの10年間にわたり最新技術の支援提携、事業拡大、生産施設の拡充に同意している。
合弁解消への動き
インド市場が成長するにつれ、インド国内での販売を強化したいホンダと、インド国外への輸出を志向するヒーローグループとの間で意見の相違が見られるようになった。このことからホンダは、1999年にホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア・プライベート・リミテッド(HMSI)を自ら設立。ヒーロー・ホンダとバッティングしないスクーターをはじめとした車種[1]をインド市場に投入する道筋を立てた。2010年12月、ホンダはヒーローグループにヒーロー・ホンダの株を売却し、契約期限の2014年に合弁形態を解消すると発表。ただしライセンス供与は今後も続けていくとの発表を行っている[2]。2008年現在の市場占有率は、ヒーロー・ホンダが50%弱、HMSIの市場占有率は10%前後とされている[3]。
ヒーロー・ホンダは、合弁解消後には利益率が高い三輪自動車の生産にも乗り出すものと考えられている。これはヒーロー側が望んでいたもののホンダ側との契約で生産できなかったものとされ、ヒーローとホンダとの溝を示すものの一つとなっている。[4]。
製造車種
- ヒーローホンダ・アチーバー(en:Hero Honda Achiever)
- ヒーローホンダ・アンビション
- ヒーローホンダ・CBZ(en:Hero Honda CBZ)
- ヒーローホンダ・CD
- ヒーローホンダ・グラマー
- ヒーローホンダ・ハンク(en:Hero Honda Hunk)
- ヒーローホンダ・ジョイ
- ヒーローホンダ・カリズマ(en:Hero Honda Karizma R)
- ヒーローホンダ・パッション
- ヒーローホンダ・プレジャー
- ヒーローホンダ・ストリート
- ヒーローホンダ・スプレンダー(en:Hero Honda Splendor)
脚注
参考文献
- 新華ファイナンスジャパン:編『中国・インド企業データ 2006-2007』毎日新聞社、2006年