長良川リバーサイドウェイ

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一般県道
岐阜県道287号標識
長良川リバーサイドウェイ
岐阜県道287号上白金真砂線
総延長 1.13km(内トンネル:264.0m
開通年 1987年
起点 岐阜県岐阜市芥見
終点 岐阜県岐阜市岩田西
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
料金所出口(2007年撮影)

長良川リバーサイドウェイ(ながらがわリバーサイドウェイ)は、岐阜県岐阜市芥見から同市岩田西に至る岐阜県道287号上白金真砂線の一部を構成する道路である。

概要

岐阜市東部と岐阜市中心部を連絡する一般県道上白金真砂線(長良川左岸道路)は、一部通行不能区間があったことから、その周辺部や対岸の主要地方道岐阜美濃線及び国道156号が著しく渋滞していた。長良川リバーサイド有料道路は、その渋滞緩和対策として一部通行不能区間を早期整備するために計画されたもので、1984年(昭和59年)9月1日有料道路事業に着手し、長良川リバーサイド有料道路の名称で1987年昭和62年)4月1日に供用開始した。

本有料道路は料金徴収業務の合理化を図るため、全国に先駆けて自動料金収受システムを導入した。また、植栽による緑化修景を行い、金華山麓及び長良川風致維持に努めた景観となっている。

2010年平成22年)3月に策定された岐阜県の行財政改革アクションプランで、岐阜県道路公社が管理する有料道路を無料開放し同公社を解散する方針が示され[1]、長良川リバーサイド有料道路も2012年(平成23年)4月1日午前0時に無料開放された[2]。無料化前の2012年3月28日と無料化後の2012年4月6日の交通量調査結果によると、1日あたりの交通量は、無料化前の約3,700台から無料化後の約10,300台へと約2.8倍に増加した[3]

旧有料道路区間

  • 路線名:一般県道上白金真砂線
  • 起点 : 岐阜市芥見
  • 終点 : 岐阜市岩田西
  • 路線延長 : 1.13 km(内トンネル : 264.0 m
  • 道路規格 : 第3種第3級
  • 設計速度 : 50 km/h
  • 車線数 : 2車線
  • 幅員 : 10.75 m(うち道路部 : 6.00 m)
  • 総事業費 : 14.0億円
  • 料金徴収期間 : 25年(1987年4月1日 - 2012年3月31日)
    • 当初予定 : 30年間(1987年4月1日 - 2017年3月31日)
  • 料金徴収方法 : 自動料金収受機
  • 工事期間 : 1984年9月1日 - 1987年3月31日
  • 主な構造物
    • 祇園山トンネル : 88.0 m
    • 清水山トンネル : 176.0 m

歴史

年表

路線状況

有料時代の利用状況

  • 2006年度 : 148万1456台(料金収入:1億3022万1千円)[4]
  • 2007年度 : 145万2234台(料金収入:1億2669万8479円)[4][5]
  • 2008年度 : 143万3071台(料金収入:1億2397万2947円)[5]
  • 2009年度 : 138万0922台(料金収入:1億1893万1898円)[6]
  • 2010年度 : 130万1300台(料金収入:1億1107万8009円)[7]

有料時代の通行料金

脚注

参考文献

関連項目