コンテンツにスキップ

鈴木学 (レーシングドライバー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。59.86.118.146 (会話) による 2010年10月17日 (日) 08:29個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎略歴)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

鈴木 学(すずき まなぶ、1963年3月20日 - )は、東京都足立区出身[1]の元レーシングドライバー自動車レビュアーグラフィックデザイナー、自動車イベントなどでのMC。有限会社エムエスアール代表取締役。愛称は「マナピー(マナP)」[2]、「マカオちゃん」。

現在、全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)のMCをはじめとし、チューニング雑誌「Option」ではマカオちゃん名義で読者のチューニングマシンを講評する投稿コーナー『マカオちゃんが選ぶ HOT MACHINE CONTEST』を受け持つ。年に1、2回、東日本西日本といった区切りで「超SPL」と銘打って有名サーキットで『今月のグランプリ』に選ばれたオーナーカーを試乗、講評する。MCではドリフトの解説などをしているが、当の本人はドリフトができない。

略歴

カッティングシートを使ったグラフィックデザイナーになるルーツはレーシングドライバーだった時代にある。当時、運転技術がトップレベルではなかった鈴木は「ブービーやビリッケツに限りなく近い位置に立っても、可能な限り目立てるように」[要出典]と、当時からメジャーな手法だったペイントスプレーではなく、マイナーな位置づけで見られていたカッティングシートを使ったドレスアップを提案した。以前の日本は質の良いシートが輸入されていなかったためか(のちに国内生産ができるようになった)、仕上がりが十分でないことがあった。しかしその独創的なセンスが生み出したカラーリングは当時のレーサー仲間からも好評であった[要出典]

ひっそりとレーサーを引退したあともMC業やレビュアー業とならんでデザイナー業にも精を出すようになり、2003年には車体に貼るバイナルグラフィック専門会社、MSR(マナブ・スズキ・レボリューションの意)を立ち上げるまでになった。日本伝統の『』のテイストを取り入れた流麗で美しいデザインは支持層を広げ、有名D1選手やチューニングショップのみならず、一般のオーナーにも施行するまでになった。バイナルは直接会社が施行するのではなく、トップシークレットRE雨宮、さらにHKSBLITZといった、鈴木と関わりの深いショップで行う。

また鈴木は大変な話好きで、業界に対しても遠慮のない過激なトークが知られている。鈴木の言葉に触発されたチューナーやショップがさまざまなパーツやチューニング技法を編み出すなど、鈴木の持つ影響力は大きい[要出典]

鈴木本人もD1SL地方戦に向けてニューマシンである日産180SXを製作。ガンメタ(ガンメタル)系を中心とした渋い色合いにオレンジの「FIREMASTER」が冴えるデザインとなっている。エンジンはS15純正タービンを組み合わせたSR20DETで、BLITZで現車合わせを行い実測300psをマーク[要出典]エアロホイールマフラーの出口はURAS製。ゲートフィニッシャーとマフラーの出口を面一にするのに苦労したという[要出典]。タイヤはアドバンネオバAD07。

脚注

  1. ^ ドリフト天国ビデオVol.39
  2. ^ TRD Driver's Salon 2005年4月3日『日本発、ドリフト・エンターテイメント』

外部リンク

D1 GRAND PRIXオフィシャルサイト

ケータイOPTION 連載コラム マナピーの笑撃トーク