金曜日のライオン (Take it to the lucky)

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金曜日のライオン
(Take it to the Lucky)
TM NETWORKシングル
初出アルバム『RAINBOW RAINBOW
B面 クロコダイル・ラップ (Get Away)
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル ロック
時間
レーベル エピックソニーレコード
作詞・作曲 小室哲哉
プロデュース 小室哲哉
TM NETWORK シングル 年表
金曜日のライオン (Take it to the Lucky)
1984年
1974 (16光年の訪問者)
(1984年)
RAINBOW RAINBOW 収録曲
A面
  1. 「カリビアーナ・ハイ」
  2. 「クロコダイル・ラップ (Get Away)」
  3. 「1/2の助走 (Just For You And Me Now)」
  4. 1974 (16光年の訪問者)
  5. 「クリストファー」
B面
  1. 「イパネマ'84」
  2. 金曜日のライオン (Take it to the Lucky)
  3. 「RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)」
  4. 「パノラマジック(アストロノーツの悲劇)」
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金曜日のライオン (Take it to the Lucky)」(きんようびのライオン - テイク・イット・トゥ・ザ・ラッキー)は、TM NETWORKの楽曲。1枚目のシングル(デビューシングル)としてリリースされた。

背景

デビュー曲を決めるに当たり、フレッシュサウンズコンテストでグランプリをとった「1974」でデビューすることは当たり前過ぎて面白くないという小坂洋二プロデューサーの提案で、メンバー、マネージャー、EPICソニー・スタッフで検討した結果、多数決でこの曲に決まったといわれる。

当初、作詞銀色夏生に依頼したが、「曲自体がすでに物語を持っていて私ではメロディーに歌詞をのせられない」と突き返され、小室哲哉自身が百科事典を片手に歌詞を書いたという経緯がある。

デビュー当時は本曲のようにテクノポップ色の強い曲が多かったが、この頃にはすでにYMOの「散開」によってテクノポップブームが過ぎ去っており、「リズム隊がいないユニット」「YMOの二番煎じ」ととらえられてしまうなどあまり支持を得られず、オリコンのシングルチャートでは200位圏外であった。

音楽性

アルバムバージョンと比較して、シングルバージョンはイントロ、間奏、リフレインが短くエディットされている。

歌詞の所々でTOTOの「AFRICA」を意識している箇所がある。なお、歌詞から歌中で歌われている女性はイスラム教徒であると推測される。

リリース

1984年4月21日エピックソニーレコードより7インチレコードとしてリリースされた。

デビューアルバム『RAINBOW RAINBOW』と同時発売であり、ジャケットもほぼ同一のワニのお面をかぶった少女の写真である。

2004年2月25日には、4月21日へ節目の20周年で本タイトルとサブタイトルとが入れ替えられ、トランス風にリアレンジされてリリースされた。

また2014年4月22日には、前日4月21日へ節目の30周年としてリリースされたリプロダクションアルバム『DRESS2』では再び元のタイトルに戻り、『金曜日のライオン 2014』として収録されている。

ライブ・パフォーマンス

1994年5月18日東京ドームで開催されたラストライブ『TMN 4001 DAYS GROOVE』の1日目では、オープニングナンバーに選ばれた。

シングル収録曲

全作詞・作曲・編曲: 小室哲哉
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.金曜日のライオン (Take it to the Lucky)小室哲哉小室哲哉
2.クロコダイル・ラップ (Get Away)小室哲哉小室哲哉

スタッフ・クレジット

TM NETWORK

スタッフ

リリース履歴

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1984年4月21日 EPIC・ソニー 7インチ 07・5H-196 -
2 1989年9月21日 EPIC・ソニー 8センチCD 10・8H-3145 38位