DIVE INTO YOUR BODY

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DIVE INTO YOUR BODY
TM NETWORKシングル
初出アルバム『TMN CLASSIX 1
B面 DIVE INTO YOUR BODY (Single Instrumental Mix)
リリース
規格
ジャンル ロック
時間
レーベル EPIC/SONY RECORDS
作詞・作曲
プロデュース
  • 小室哲哉
  • PWL(ノークレジット)[1]
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 2位(オリコン
  • TM NETWORK シングル 年表
    COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)
    KISS YOU (KISS JAPAN)
    GET WILD '89
    (1989年)
    DIVE INTO YOUR BODY
    (1989年)
    THE POINT OF LOVERS' NIGHT
    (1990年)
    ミュージックビデオ
    「DIVE INTO YOUR BODY」(Short Version.) - YouTube
    テンプレートを表示

    DIVE INTO YOUR BODY」(ダイヴ・イントゥー・ユア・バディー)は、TM NETWORKの20枚目のシングル。

    背景[編集]

    オリジナルアルバムには収録されておらず、ベストアルバムを中心としたアルバムに収録されている[注釈 1]

    このシングルを発売後、TMは翌年1990年夏頃まで活動を休止した。

    制作[編集]

    コンセプトは、1stアルバム『RAINBOW RAINBOW』の延長線上として制作され[1]、「RUNNING TO HORIZON」とほぼ同時に作られた。宇都宮隆木根尚登に2曲のデモテープを聴かせ、次のシングルにどちらがいいかプレゼンテーションしたところ、宇都宮が「DIVE INTO YOUR BODY」を選んだため、シングルとなったという経緯がある。結果、「RUNNING TO HORIZON」は1989年10月28日に小室のソロデビューシングルとしてリリースされた。両曲ともAメロのコード進行がほとんど同一で、歌い出しが「LA LA LA~」というのも共通点として挙げられる。

    この曲で小室は初めてシンクラヴィアを使用している。ただし、この時点ではまだ知人のシンクラヴィアオペレータを起用していた[注釈 2]

    前作「GET WILD '89」に引き続き、PWLに所属していたピート・ハモンドがミックスを担当。

    カップリング曲である「Single Instrumental Mix」では、1サビ目からの間奏がA面より1フレーズ長くなっている。また「12”CLUB MIX」及び「extended 12' version mix」も同様で1フレーズ長い。

    レコーディング[編集]

    B'z松本孝弘が参加した最後の作品となっている。

    プロモーション[編集]

    当作品の購入者特典として、「DIVE INTO YOUR BODY」のリミックスバージョン(12”CLUB MIX) が用意された。なおこのバージョンは2004年にリリースされたベストアルバム『Welcome to the FANKS!』に収録されている。

    リリース[編集]

    1989年7月21日に、EPIC/SONY RECORDSから7インチレコードカセットテープ8cmCDの3形態で発売された。

    今作品をもって、7インチレコードとカセットテープとの併売は最後となった。

    記録[編集]

    当時放送されていたラジオ番組『TM NETWORK COME ON FANKS!』(TBSラジオ)にて、この曲を『ザ・ベストテン』にリクエストしようと呼びかけたところ第4位にて登場し[注釈 3]、その際木根尚登が「1位になったらサングラスを取る」と宣言したが、結果は最高2位だった。

    収録曲[編集]

    7インチレコード
    カセットテープ
    8cmCDシングル
    全作曲: 小室哲哉、全編曲: 小室哲哉、Mixed by Pete Hammond for PWL
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.DIVE INTO YOUR BODY小室みつ子小室哲哉
    2.DIVE INTO YOUR BODY (Single Instrumental Mix) 小室哲哉
    合計時間:

    収録アルバム[編集]

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ この曲が発売された1989年はオリジナルアルバムが1枚も発売されなかったため。
    2. ^ そのシンクラヴィアは、人の背より高いラックを数個並べて成立するセットであった。
    3. ^ 1989年8月3日放送、福岡サンパレスからの中継。

    出典[編集]

    1. ^ a b ダイヤモンド社刊『FM STATION』1989年8月6日号26Pより。