許されざる者 (1960年の映画)
許されざる者 | |
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The Unforgiven | |
監督 | ジョン・ヒューストン |
脚本 | ベン・マドー |
製作 | ジェームズ・ヒル |
出演者 |
バート・ランカスター オードリー・ヘプバーン |
音楽 | ディミトリ・ティオムキン |
撮影 | フランツ・プラナー |
編集 | Huga Russell Llord |
配給 | ユナイテッド・アーティスツ |
公開 |
1960年4月6日 1960年10月6日 |
上映時間 | 125分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $5,000,000 |
『許されざる者』(The Unforgiven)は、1960年のアメリカ映画。アラン・ルメイの原作をジョン・ヒューストンが監督し1959年に製作、1960年に公開された西部劇映画である。
ストーリー
テキサスの一角で牧場を営むザカリー一家。長男(バート・ランカスター)の元、牧場経営は順調に進んでいた。しかし、ある日妹(オードリー・ヘプバーン)の出生に関して、ある噂が立ち始めて…。
スタッフ
- 製作:ジェームズ・ヒル、ハロルド・ヘクト、バート・ランカスター
- 監督:ジョン・ヒューストン
- 脚本:アラン・ルメイ、ベン・マドウ
- 編集:ラッセル・ロイド
- 音楽:ディミトリ・ティオムキン
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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ベン・ザカリー | バート・ランカスター | 久松保夫 |
レイチェル・ザカリー | オードリー・ヘプバーン | 池田昌子 |
キャッシュ・ザカリー | オーディ・マーフィ | 愛川欽也 |
アンディ・ザカリー | ダグ・マクルーア | |
マティルダ・ザカリー | リリアン・ギッシュ | |
ジョニー | ジョン・サクソン | 野田圭一 |
ゼブ | チャールズ・ビックフォード |
作品に関して
この作品は、特にインディアンの描写に関して、極めて差別的であるとしばしば指摘される。
アメリカのプリミティヴ芸術を熱愛していた監督のジョン・ヒューストンによると、製作意図が製作側と監督側とで食い違う中、監督側が渋々折れた恰好で撮影を始めたらしい。また、オードリー・ヘプバーンが撮影中に落馬して脊椎を骨折して入院し、3週間撮影が中断されるなど、撮影時も深刻な事故が相次いだ。また、この時の事故が原因で妊娠していたオードリーは、二度目の流産を経験するという最悪の現実を味わう。ヒューストンによれば、全体の調子があまりにも大仰で芝居がかっており、登場人物がどれもこれも現実離れしている等、自身の映画歴の中でも最悪の一本であると自伝の中で述懐している。