親子丼
親子丼（おやこどん、おやこどんぶり）とは、鶏肉、玉ねぎなどを割り下で煮て卵でとじ、丼飯の上に乗せた料理で丼物の一種である。「親子丼」という名前は鶏の肉と鶏の卵を使うことに由来する。[1] 親子どんぶりと記述することもある。[2]
東京都中央区日本橋にある鳥料理専門店玉ひでの「元祖親子丼」は、割り下で鶏肉のみを煮て卵とじにしたもので、玉ねぎやみつば等の材料は使われていない。
また、サケの刺身または鮭フレークとイクラをのせたものを指すこともある。この場合、区別するために海鮮親子丼などともよばれる。
親子丼の具材をかけうどんに乗せた親子うどんというのもある。
尚、宮崎県では、上記の形態ではなく、鶏肉、玉ねぎ、干し椎茸、にんじん、大根を干し椎茸の戻し汁で煮た物に、塩で味付けをし、微量の醤油で香り付けをした物に適量の卵を溶いて投入した、ある種具沢山のスープ状のものを丼飯の上に、汁が多めの雑炊状になるようにたっぷりとかけた物を、親子丼と称する。
ユダヤ系の「親と子を同時に食べてはならない」という戒律（カシュルート）に反するため、外国人に振舞う日本食としては注意が必要である。
