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袖ケ浦火力発電所

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袖ケ浦火力発電所(そでがうらかりょくはつでんしょ)は千葉県袖ケ浦市中袖2-1にある東京電力火力発電所

概要

1974年に1号機が運転を開始、4号機までが建設されたLNG火力発電所。2〜4号機の出力は国内最大規模の100万kWであり、千葉県内及び東京方面へ電力を供給している。

発電設備

  • 総出力:360万kW[1]
  • 敷地面積:約112万m²
1号機
定格出力:60万kW
使用燃料:LNG
営業運転開始:1974年8月
2号機
定格出力:100万kW
使用燃料:LNG
営業運転開始:1975年9月
3号機
定格出力:100万kW
使用燃料:LNG
営業運転開始:1977年2月
4号機
定格出力:100万kW
使用燃料:LNG
営業運転開始:1979年8月

緊急設置電源

2011年3月11日東北地方太平洋沖地震と津波により複数の発電施設が被災し、電力供給力が大幅に低下したため、緊急設置電源の新設を計画し着工[2]、2011年7月に運転を開始した。

1号系列ガスエンジン(緊急設置電源)
発電方式:ガスエンジン発電方式(内燃力発電
定格出力:11.22万kW(1,100kW × 102台)
使用燃料:LNG
営業運転開始:1-1~102号:2011年7月12日[3]

付随施設

発電所内には貯蔵タンクを18基有するLNG基地も建設されており、姉崎火力発電所及び五井火力発電所などへ供給をしている他、近隣の工場に対してLNGの販売も行っている。

LNGは東京電力が調達した上で、隣接する東京ガス袖ヶ浦工場に気化作業を委託している。

アクセス

出典

関連項目

外部リンク