衣浦臨海鉄道
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒475-0831 愛知県半田市11号地19番地2 |
設立 | 1971年(昭和46年)4月8日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 2180001091647 |
事業内容 |
貨物鉄道事業 日本貨物鉄道・東海旅客鉄道に関係する業務の受託 貨物自動車運送事業 鉄道利用運送事業 マリーナ事業 |
資本金 | 15億円(2009年3月31日時点) |
売上高 | 399百万円(2009年3月期) |
営業利益 | 51百万円(2009年3月期) |
純利益 | 27百万円(2009年3月期) |
純資産 | 1,474百万円(2009年3月31日時点) |
総資産 | 1,586百万円(2009年3月31日時点) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
愛知県 39.3% 日本貨物鉄道 39.3% 4市町村(碧南市、半田市、高浜市、常滑市)合計 5.3%[1] |
外部リンク | www.kinurin.co.jp |
衣浦臨海鉄道株式会社(きぬうらりんかいてつどう)は、愛知県半田市を中心に貨物輸送を行う鉄道事業者。第三セクター方式で設立された第三セクター鉄道の一つである。本社は愛知県半田市11号地19番地2号。
1960年代の高度成長時代に衣浦湾が工業地帯として開発されることになり、旧国鉄と愛知県、半田市、碧南市、高浜市、川崎製鉄(現JFEスチール)の出資により1971年(昭和46年)設立、1975年(昭和50年)に開業。
本来は衣浦湾沿岸の工場への原材料、製品輸送のほか、地元で古来生産されている製品を輸送することが目的だったが、思ったように輸送量が伸びず、社会情勢の変化の影響で肥料、穀物、地元特有の産業である三州瓦の車扱輸送が打ち切られ、早くも廃止が噂されていた。しかし、碧南市に石炭を燃料とする火力発電所(中部電力碧南火力発電所)が開設されたことにより、現在は同発電所の副生成物でセメントや建築材料の原料として使われる石炭灰(フライアッシュ)、発電所の脱硫用資材として到着する炭酸カルシウム等を中心とした輸送を行っている。また、沿線工業地帯の原材料・製品輸送についてもコンテナ化を図って継続している。
歴史
- 1971年(昭和46年)4月8日 : 会社設立。
- 1975年(昭和50年)11月15日 : 半田線開業。
- 1977年(昭和52年)5月25日 : 碧南線開業。
- 2004年(平成16年)12月1日 : 子会社の衣浦臨海通運を吸収合併。
- 2006年(平成18年)4月1日 : 碧南線の碧南市 - 権現崎間廃止。
路線
車両
- KE65形ディーゼル機関車(1・2・3・5号機)
- 1975年の半田線開業時に国鉄DE10形と同型のKE65 1・2・3号機を新製、碧南線開業時に5号機を増備した。その後1984年に2・3号機は樽見鉄道に譲渡し、1985年に5号機は3号機に改番された。
- 1990年に当時の国鉄清算事業団からDE10形2両を購入し、KE65 2・5号機とした。
- 当社線の貨物列車はJR武豊線内も当形式が牽引しており、大府駅まで運用される。
- 全般検査業務は国鉄・JRの工場に委託されており、入出場時には甲種鉄道車両輸送が行われる。施行工場は年により異動があり、これまでJR西日本後藤総合車両所・JR貨物小倉車両所・JR貨物大宮車両所・JR貨物広島車両所等への入場歴がある。