立川 (墨田区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Shokupan (会話 | 投稿記録) による 2022年10月11日 (火) 07:08個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎観光: 弥勒寺元徳稲荷神社を追加)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

日本 > 東京都 > 墨田区 > 立川
立川
立川の位置(東京23区内)
立川
立川
立川の位置
北緯35度41分31.38秒 東経139度48分13.31秒 / 北緯35.6920500度 東経139.8036972度 / 35.6920500; 139.8036972
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 墨田区
地域 本所地域
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 5,785人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
130-0023[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 足立

立川(たてかわ)は、東京都墨田区の地名で、旧本所区に当たる本所地域内である。現行行政地名は立川一丁目から立川四丁目。郵便番号は130-0023[2]

概要

竪川の畔から西方を望む風景は富嶽三十六景の一つ、「本所立川」として知られる。しかし、現在、竪川の上には首都高速道路が走っており、日本橋などと同様に往時を偲ぶことは難しい。竪川から数えて二本目の通りはポンコツ通りと呼ばれ、自動車のパーツを取り扱う店舗が並ぶ。また、弥勒寺江戸名所図会に描かれている。

東京大空襲で最も被害が大きかった地域の一つでもある。空襲で亡くなった二人の関取のうちの一人である枩浦潟達也もこの街の住人であった。

立川(たてかわ)単体での表記では、東京都立川市(たちかわし)と紛らわしいため、旧区名の本所を被せ、「本所立川」と名乗ることもある。本所立川のように、伝統ある本所の名を冠称する習慣は、旧本所区内で日常的に見られる。

地理

本所地域の南部に位置し、江東区森下)との区境に当たる。

河川
  • 竪川
    • 二之橋
    • 西竪川橋
    • 竪川橋
    • 新竪川橋
    • 三之橋
    • 菊花橋
  • 大横川
    • 南辻橋
    • 菊柳橋

地価

住宅地の地価は、2017年平成29年)の公示地価によれば、立川2-12-9 の地点で41万4000円/m2となっている[4]

歴史

町名の由来は、街の北側の流れる竪川に因み、元は竪川町と称した。1966年昭和41年)の住居表示制度の実施にあたり、「竪」の字が当用漢字にないため、立川と改称された。

沿革

  • 1933年 - 林町・菊川町1丁目・徳右衛門町の一部を合わせて竪川町1 - 4丁目とする。
  • 1966年 - 立川に改称。併せて北側から振っていた番地を南側から振るように変更。

世帯数と人口

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
立川一丁目 882世帯 1,333人
立川二丁目 863世帯 1,378人
立川三丁目 990世帯 1,655人
立川四丁目 904世帯 1,419人
3,639世帯 5,785人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

丁目 番地 小学校 中学校
立川一丁目 全域 墨田区立中和小学校 墨田区立竪川中学校
立川二丁目 全域
立川三丁目 全域
立川四丁目 全域 墨田区立菊川小学校

施設

教育
  • 墨田区立菊川小学校
  • 墨田区立菊川幼稚園
教育
  • 墨田区立菊川公園

観光

名所史跡

交通

鉄道
道路
首都高速道路・出入口

関連項目

脚注

  1. ^ a b 月別世帯人口”. 墨田区 (2017年12月1日). 2017年12月27日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  5. ^ 通学区域”. 墨田区 (2017年4月1日). 2017年12月27日閲覧。

外部リンク