石川 (大阪府)

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石川
石川 2007年4月撮影
大和川(手前左右)への合流部
水系 一級水系 大和川
種別 一級河川
延長 30 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 -- km²
水源 蔵王峠付近河内長野市
水源の標高 580 m
河口・合流先 大和川藤井寺市柏原市
流域 大阪府
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石川(いしかわ)は大阪府南東部を流れる大和川水系一級河川

概要

富田林市内の石川河川敷の様子

大阪府河内長野市大字滝畑の南西、和歌山県境に位置する蔵王峠北寄りに発する。この辺りでは蔵王谷とも呼ばれる。いくつものを経つつ後光滝谷、千石谷などを合わせ、やがて滝畑ダムに至る。

ここからおおむね東流し、河内長野市街中心部で天見川が合流、これより北流に移行する。富田林市羽曳野市藤井寺市の東部を流れつつ、富田林市で千早赤阪村からの千早川を、羽曳野市で河南町からの梅川南河内郡太子町からの飛鳥川を合わせ、藤井寺市と柏原市の市境で大和川に注ぐ。

毎年8月1日は、富田林市および羽曳野市域の堤防・河川敷が「教祖祭PL花火芸術」の見物人で溢れる。遮る建物が周囲に少ないため、よい見物場所となっている。

河川敷は、自転車・歩行者専用のサイクルロード(南河内サイクルライン)が整備されており、地域住人の健康増進の一翼を担っている。

管理は大和川合流点から石川橋(堺大和高田線)下流端までの約0.8kmが国土交通省直轄(大和川河川事務所管轄)、石川橋より上流、出合橋(河内長野市大字滝畑)までの約29.9kmは大阪府富田林土木事務所および八尾土木事務所管轄)となっている。

歴史

  • 1704年(宝永元年)、大和川との合流点付近で、大和川を北方向から西方向へ向きを変える付け替えを行った。
  • 1928年(昭和3年)に架橋された玉手橋は、2001年(平成13年)に吊り橋としては全国で初の国の登録有形文化財に登録された。

流域

大阪府
河内長野市富田林市南河内郡河南町羽曳野市柏原市藤井寺市

主な支流

自治体名は流域。

  • 天見川 - 河内長野市
  • 佐備川 - 富田林市
  • 千早川 - 南河内郡千早赤阪村、同郡河南町、富田林市
  • 梅川 - 南河内郡河南町、同郡太子町
  • 飛鳥川 - 南河内郡太子町、羽曳野市

主な貯水池

平行する交通

鉄道

道路