真下みこと
表示
真下 みこと | |
---|---|
誕生 |
1997年??月??日 日本 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2020年 - |
ジャンル | 青春ミステリー |
主な受賞歴 | 第61回メフィスト賞(2020年) |
デビュー作 | 『#柚莉愛とかくれんぼ』 |
真下 みこと(ました みこと、1997年[1] - )は、日本の小説家。埼玉県出身[1]。
経歴
大学二年生の秋に短編小説を書き始める[2]。その頃、小説作法がわからなかったため、プロットのような文章で賞に応募した[2]。その後、長編小説を書き始め「真下処凜」名義で長編小説『透明人間』を第17回『このミステリーがすごい!』大賞に応募するが、落選[2]。
2019年に『#柚莉愛とかくれんぼ』で第61回メフィスト賞を受賞しデビューした[1]。2020年2月現在、早稲田大学に在学している[1]。
人物
小学校高学年の頃、重松清の小説を読んでいた[2]。特に『きみの友だち』は「何度も読み返した思い出の本」として挙げている[2]。中学生からは湊かなえ、東野圭吾、綾辻行人の小説を読んでいた[2]。好きな作家は、朝井リョウ、綿矢りさ、村田沙耶香など[2]。
アイドル
中学生の頃はAKB48が好きで、同グループのドラマ『マジすか学園』は必ず見ており、高校生の頃は、Perfumeのハマり、ダンスをコピーして踊っていた。最近は、日向坂46の東村芽依が気になっているという[3]。
中学生の頃から作詞作曲をしており、オーディションに音源を送った経験もある。実際にデビュー作『#柚莉愛とかくれんぼ』の作中に出てくるアイドルグループ「となりの☆SiSTERs」のデビュー曲の歌詞や登場人物のアイドル「如月由香」の曲を作曲している[4]。
作品リスト
単著
- 『#柚莉愛とかくれんぼ』(2020年2月12日、講談社 ISBN 978-4-06-517716-7[1] / 2021年11月、講談社文庫)
- 『あさひは失敗しない』(2021年10月21日、講談社 ISBN 978-4-06-524958-1)
- 『茜さす日に嘘を隠して』(2022年7月1日、講談社 ISBN 978-4-06-524800-3)
アンソロジー
「」内が真下みことの作品
- 『Day to Day』(2021年3月25日、講談社 ISBN 978-4-06-521842-6)「40分の1」
雑誌等掲載作品
- 小説
- 「ミミのお食事」 - 「Mephisto Readers Club」2022年4月11日
- 「見守り隊見習い」 - 『小説宝石』2022年7月号
- 詩作品
- 「ランダムウォーク」 - 『文藝春秋』2021年11月号
- エッセイなど
- 「『#柚莉愛とかくれんぼ』あとがきのあとがき」 - 『メフィスト』2020年 VOL.1(2020年4月、講談社)
- 「辛くても悲しくてもいつも朗らかに歌って踊るアイドルという生き方への尊敬」 - 『別冊文藝春秋』2020年5月号(文藝春秋)
- 「若手作家二人が紡ぐ、「読む音楽」と「聞く小説」の世界」 - 青羽悠との対談『小説現代』2021年11月号(講談社)
- 「〆切めし」 - 『小説現代』2022年11月号(講談社)
楽曲提供
- AALA「シャボン玉になれ!」(2022年) - 作詞
脚注
- ^ a b c d e “『#柚莉愛とかくれんぼ』(真下 みこと)”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2020年2月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g “第61回メフィスト賞受賞者・真下みこと 初インタビュー / 聞き手・円堂都司昭”. tree. tree. 2021年9月24日閲覧。
- ^ “<真下みことインタビュー>辛くても悲しくてもいつも朗らかに歌って踊るアイドルという生き方への尊敬”. BOOK TREK. 文春オンライン. 2021年9月24日閲覧。
- ^ “(2ページ目)<真下みことインタビュー>辛くても悲しくてもいつも朗らかに歌って踊るアイドルという生き方への尊敬”. BOOK TREK. 文春オンライン. 2021年9月24日閲覧。
外部リンク
- 真下みこと Oficcial Wedsite
- 真下みこと (@mikoto_mashita) - X(旧Twitter)