武藤遊戯

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武藤遊戯
Yugi Muto
遊☆戯☆王のキャラクター
登場(最初) 原作・アニメ共に第1話から
作者 高橋和希
声優 緒方恵美(東映版)
風間俊介(DM)
プロフィール
年齢 17歳
性別
親戚 武藤双六(祖父)
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武藤 遊戯(むとう ゆうぎ)は、高橋和希による漫画『遊☆戯☆王』及び、それを原作とする派生作品に登場する架空の人物。海外版ではYugi Muto裏人格についても本項で述べる。

プロフィール

武藤遊戯としてのプロフィールを記述する。

概要

『遊☆戯☆王』

物語の主人公。千年パズルを完成させたことで、表と裏の2つの人格を持つこととなる。

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』

伝説の決闘王(デュエルキング)として、その名はデュエリスト達の間に知れ渡っている。前作の最終回から数年経過しており、アテムが既に冥界へ旅立っているため、千年パズルは所持していない。この頃は成長して背も伸びたばかりか声色も落ち着いていて、かつてのアテムに似てはいるが穏やかな雰囲気を纏っていた。
ある日、道を歩いている際に出会ったデュエリストの少年・遊城十代に、「ラッキーカードだ」と精霊の宿るモンスターカード「ハネクリボー」を託す(第1話)。その後は旅に出ており、劇中では時折名前は出るものの、長らく姿を見せることはなかった。
しかし、デュエル・アカデミアの卒業式を終えて旅立とうとする十代の前に再び姿を現す(第179話)。そして、十代が大人に成長する過程で失ってしまったものを取り戻させるため、「最強のデュエリスト」とデュエルさせると告げ、ハネクリボーと自身のデッキの力で十代を過去の自分の元へ導く。そして、過去の童実野町に辿り着いた十代の前に、千年パズルと神のカードを所有していた頃の遊戯が姿を現した。
過去の遊戯は、十代と互いに一歩も譲らぬデュエルを繰り広げる。しかし、十代が最後に猛追を見せて勝負を制しようとした瞬間、遊戯の千年パズルが光を放つ。そして、現代の遊戯が告げた「最強のデュエリスト」、すなわちアテムが姿を現した。

映画『遊☆戯☆王 〜超融合!時空を越えた絆〜』

主人公の一人として登場。ペガサス・J・クロフォードが主催するイベントのゲストに招かれていたが、タイムスリップしてやってきた遊星と十代の協力を受け入れ、パラドックスと対決することになる。『5D's』の時代においても伝説としてその名は知れ渡っており、遊星からも尊敬の念を抱かれていた。

表遊戯

人物

漫画『遊☆戯☆王』、『遊☆戯☆王R』およびアニメ『遊☆戯☆王』、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の主人公。
年齢の割に、体形は非常に小柄。性格も気弱で幼さが残るが、大切なものを守るためなら、どれほど凶悪な悪人であろうと臆せず立ち向かう強さと、たとえ敵対する人物であっても許し、信じようとする優しい心の持ち主。強い正義感も持ち合わせているが、普段は弱気がちな性格に隠れてしまっている。
母親は登場しているが、父親に関しては原作・アニメ版に全く登場・描写されていない。設定では、仕事の関係で単身赴任[1]。ただし、アニメ第1期では双六と二人暮らしと説明されている(東映ホームページ参照)。
元来の気弱で、卑屈な性格が災いして幼なじみの真崎杏子以外には「友人」と呼べるような人間がいない上、クラスメイトの城之内克也や本田ヒロトからイジメられていた。だが、風紀委員の牛尾からリンチを受けた二人を庇ったことで、改心した城之内と友情が芽生える。以後はお互いに一番の親友として、信頼し合う関係となる。のちに本田とも友人になり、城之内とともに学校内外問わず、常に行動をともにするようになる。
双六から譲り受けた千年パズルを組み上げたことで、もう一人の人格・闇遊戯を宿すようになる。当初は、闇遊戯が出現している間の部分的な記憶喪失には自覚があったものの、闇遊戯の存在に気づくには至っていなかった。シャーディーに出会い、もう一人の人格の存在を示唆され、やがて「二つの人格を持つ」という異常な状態に不安感を覚えるようになるが、DEATH-Tでの城之内の言葉によってそれを克服し、「もう一人」の存在を受け入れる。以降の人格交代は双方の意思によるものとなり、記憶も共有されるようになる。闇遊戯との絆はより深いものとなるが、バトルシティ編を経て闇遊戯の正体と自分の使命を認識し、彼を冥界に帰すことを決意する。闘いの儀においては自ら彼に引導を渡す役目を引き受け、激戦の末に勝利し、去っていく闇遊戯を涙ながらに見送った。
デッキは闇遊戯とともに作ったものを二人で使用していたが、最終章からは一人で組んだデッキを使用。最終章にて三幻神、そして「ブラック・マジシャン」を操る闇遊戯とのデュエルで彼を超え、本当の意味で自立した。
アニメ第2作のドーマ編では伝説の竜「ティマイオス」の所持者となり、世界を救うためにドーマと戦った。また、ラフェール戦にて「オレイカルコスの結界」の本質を早くに見抜き、闇遊戯がこれを使うことを止めようとした。デュエルに敗北した闇遊戯の身代わりとなり、結界に封印されることになる。その後、石の荒野において闇遊戯に喚び出され、彼の心の弱さと傲慢さを指摘してデュエルを挑んだが、これは闇遊戯の心が映し出した幻影であり、本人ではない。

闇遊戯

人物

もう一人の主人公[2]。遊戯が千年パズルを完成させたことで、パズルに眠っていた人格が所持者の遊戯に宿る形で現世に復活を果たす。あらゆるゲームのプロフェッショナルであり、闇の番人として定めた標的「心の領域を踏み越えた者」、すなわち悪党に闇のゲームを持ちかけ、敗北した者(定めたゲームのルールを破った者)に罰ゲームを与え、そして裁いていく。
初期の頃は顔つきや口調、性格などはやたらと傲慢不遜な、闇の番人然としたかなり邪悪なものだった。文庫版では一部、顔つきなどが後期の闇遊戯に近いものに修正されている(文庫版遊戯王第1巻より)。性格は闇人格という事で、初期は敵などに向かって「そのライターあげるよ、地獄へ持っていきな」「ハハハハ 走れ走れー! 迷路の出口に向かってよー!」「きたねえ手でパズルにさわんじゃねえ!クソガキ!」ペガサス戦でも、デュエル前に、「ナメやがって!」などと乱暴な発言もしている。
世界最強クラスのデュエリスト。ほぼ全てのデュエルに勝利しているが、ペガサス・J・クロフォードとの1戦目、海馬瀬人との王国でのデュエルでは敗北している。また、アニメオリジナル「ドーマ編」における初回のラフェール戦では唯一、完敗を喫している。使用デッキは遊戯とともに構築した、「ブラック・マジシャン」を中心とした上級モンスターが多めの重量デッキ。
デュエルにおける勘や分析力に秀でる反面、恋愛などの日常的な事柄には疎く、杏子の自分に対する想いに気付いていない。アニメ第2作ではコミカルなシーンも多く、杏子とのデートの際に遊戯の計らいにより酷く取り乱したり、KCグランプリ編にて「凡骨の意地」についての説明を遊戯に押し付けて逃げたりとお茶目な面も見せた。
表遊戯の存在は出現当初からしっかりと認識しており、彼のほうは表遊戯の行動をきちんと把握していた。二人の繋がりは時を経るのに比例して強固になっていった。
仲間達からは、表遊戯へのものと変わらぬ友情と信頼を寄せられており、本人も同様の友情と信頼を抱いている。特に城之内とは強い絆で結ばれている。ライバルのデュエリストに対しても相手の態度に関わらず、基本的には友好的に接するが、何らかの危害を加えてきた相手は徹底的に打ちのめす。
普段は常に自信に満ち溢れた強い姿を見せているが、その裏では傲慢さや打たれ弱さが垣間見える。孔雀舞戦では、ペガサスを倒すことに気を逸らせるあまり、目前の相手である舞を軽視して「自分の弱さと向き合う勇気がない」と見抜かれる。ラフェールとの最初の戦いにおいてもモンスターを次々と墓地へ送った結果、敗北を喫することとなってしまった。
その正体は、古代エジプト第18王朝を治めていた王(ファラオ)の魂。その名と記憶は長い時の流れの間に失われてしまっていたが、周囲に千年アイテムを持つ者が次々と現れ、またマジック&ウィザーズ(アニメ版ではデュエルモンスターズ)、そして三幻神のカードに関わって行くうちに己の正体を見出していく。
真の名は“アテム”。“アテム”の名は、古代エジプト太陽神アテンに由来する。
先代ファラオであり父親でもあるアクナムカノンの跡を継ぎ、若くして王座に即位。しかし、盗賊王バクラの襲撃と闇の大神官となったアクナディンの謀反により窮地に追い込まれる。そして闇の大神官との壮絶な戦いの末、自らの魂と記憶と引き換えに大邪神ゾーク・ネクロファデスを道連れに千年錐(千年パズル)に自身を封印した。
この「ファラオの名」は千年アイテムと共に冥界の扉を開く為の「鍵」であり、物語の重要なキーワードとなる。
古代編ではファラオの名を以って三幻神を束ね「光の創世神ホルアクティ」を召喚し、大邪神ゾークを滅ぼす事に成功した。
王としての記憶と真の名前を取り戻した後、冥界へ還る為の儀式「戦いの儀」で遊戯と最後の決闘を行い、冥界へと旅立っていった。

デッキ

魔法使い族と戦士族を中心とした、攻守バランスに優れたデッキ。複数のカードのコンボで相手を追い詰めてゆく。

使用カード

ブラック・マジシャン
通常モンスター。遊戯が最も信頼する主力モンスターであり、切り札の1枚。
ブラック・マジシャン・ガール
効果モンスター。「ブラック・マジシャン」とのコンビで用いられる。
デーモンの召喚
通常モンスター。遊戯が信頼する切り札の一枚であり、学園編の海馬戦から多くの活躍を見せた。悪魔系モンスターカードの中では、ベスト5に名を連ねるほどのレアリティを持ち、高い攻撃力を誇る。羽蛾戦ではフィニッシュを決め、迷宮兄弟戦では城之内の「真紅眼の黒竜」と融合して「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」となり、遊戯らを逆転勝利に導いた。「暗黒騎士ガイア」や「カース・オブ・ドラゴン」同様、バトルシティ編以降は登場が激減していたが、アニメ版の戦いの儀では久々に遊戯の主力として登場、活躍した。
暗黒騎士ガイア
通常モンスター。遊戯が信頼する切り札の一枚であり、王国編では様々な活躍を見せた。魔道騎士族の中でも最強を誇るとされ、2300の高い攻撃力を持つ。羽蛾戦では「カース・オブ・ドラゴン」と融合して「竜騎士ガイア」となり、突破口を開いた。原作ではバトルシティ編以降出番はないものの、アニメの乃亜編と戦いの儀には手札が1枚だけの時、生け贄なしで召喚できる「疾風の暗黒騎士ガイア」が登場。
バスター・ブレイダー
効果モンスター。バトルシティ編から登場。2600という高い攻撃力と相手フィールド上と墓地のドラゴン族1体につき攻撃力を500ポイント上げる効果を併せ持つ。
超魔導剣士ブラックパラディン
「ブラック・マジシャン」、「バスター・ブレイダー」を素材とする融合・効果モンスター。攻撃力2900に加えて互いのフィールドと墓地に存在するドラゴン族1体につき攻撃力を常に500アップさせ、フィールド上に表側で存在する限り、手札を1枚捨てれば魔法カードの発動を無効にして破壊する。バトルシティ編・海馬との最終決戦から登場。
有翼幻獣キマイラ
融合モンスター。バトルシティ編から登場。融合素材モンスターである「幻獣王ガゼル」と「バフォメット」もよく召喚される。原作での活躍はレアハンター戦のみだったが、アニメでは多く活躍している。
エルフの剣士
通常モンスター。初期から遊戯が愛用しているカードの1枚。これといった能力を持たない凡庸モンスターで、やられ役が多かったが、アニメ版オリジナルの乃亜編以降は、代わりに攻撃力1900以上のモンスターには破壊されない「翻弄するエルフの剣士」が登場。その効果ゆえ、「天界王シナト」の攻撃に耐え切ったりと活躍している。
暗黒魔族ギルファー・デーモン
効果モンスター。「デーモンの召喚」の後継カードという形で登場した。攻撃力は「デーモンの召喚」に劣るが、墓地に送られると装備カードとなり、フィールド上のモンスター1体の攻撃力を500ポイント下げられる効果を持っており、この効果によってタッグデュエルで海馬をサポートした。フィールドに召喚されたのは、マリクに洗脳された城之内とのデュエルが最初。
カース・オブ・ドラゴン
通常モンスター。遊戯が使用する数少ないドラゴン族であり、王国編では「ブラック・マジシャン」と「エルフの剣士」に引けをとらない使用頻度を誇る。バトルシティ編以降は出番が激減したものの、戦いの議では久々に遊戯の主力モンスターとして活躍した。
磁石の戦士(マグネット・ウォリアー)α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)
通常モンスター。この3体を墓地に送ることで「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」が召喚できる。攻撃力は3500で、守備力は3850と守備力は「青眼の究極竜」を上回る。
クリボー
効果モンスター。初期から遊戯が愛用しているカードの1枚だが、初登場時はただの壁役の低級モンスターであった。のちに、攻撃を受けることで機雷化する効果と「増殖」とのコンボで使用されるようになり、遊戯の最も信頼するカードへと昇格していった。アニメ版オリジナルのドーマ編では、クリボー5兄弟を召喚する「ティンクル・ファイブスター」というカードがあり、この5体は合体すると「クリバビロン」「クリボール」「クリバンデッド」のいずれかになる。
エクゾディアシリーズ(封印されしエクゾディア、封印されし者の右腕、封印されし者の左腕、封印されし者の右足、封印されし者の左足)
絵札の三銃士(キングス・ナイト、クイーンズ・ナイト、ジャックス・ナイト)
「キングス・ナイト」のみ、効果モンスター。「クイーンズ・ナイト」と「キングス・ナイト」が存在する時、「ジャックス・ナイト」を特殊召喚できるという効果がある。作中では、この効果を利用して神のカードを召喚している。『R』では、この3体が融合した天位の騎士「アルカナ・ナイトジョーカー」も登場した。
死者蘇生
魔法カード。敵・味方問わず、モンスターを墓地から蘇生させて自らの手駒にできる。闘いの儀で遊戯は、このカードを自分が封印したカードと同名カードの効果を無効にする「封印の黄金櫃」に封印。これは3000年前の死者である、アテムに対しての「死者の魂は現世にとどまってはならない」というメッセージだった。
 死のマジック・ボックス
 魔法カード。フィールド上のカード1枚を破壊することができる。
聖なるバリア-ミラーフォース-
罠カード。相手プレイヤーが攻撃宣言をした時に発動。相手フィールド上の攻撃表示のモンスターを全て破壊する。
 精霊の鏡
 罠カード。魔法カードの効果の対象を変更することができる。
 魂の綱
 罠カード。モンスターが破壊された時1000ポイントライフを払う事でモンスターを特殊召喚することができる。
 手札抹殺
 魔法カード。お互いの手札を全て捨て、捨てた枚数分デッキからカードをドローすることができる。
連鎖破壊(チェーン・ディストラクション)
罠カード。召喚された攻撃力2000以下のモンスターを破壊し、破壊したモンスターと同名のカードが手札、デッキにあった場合全て破壊する。
光の護封剣
魔法カード。3ターンの間、相手モンスターは攻撃できない。原作のバトルシティ編では使用されていない。
マジカルシルクハット
魔法カード(OCG化された際には罠カードとなった)。4つのシルクハットが自分フィールド上に出現し、場のカードを隠す効果を持つ。記憶編ではマナが「魔術の冠」なる同様の効果の魔法を使用した。
魔法の筒(マジカル・シリンダー)
魔法カード(OCG化された際には罠カードとなった)。相手モンスター1体の攻撃を無効化し、そのまま相手モンスターに跳ね返す。魔法使い族モンスターがいなければ、使用できない。記憶編では、精霊マハードが類似した効果の「冥界の時空」なる技を使用した。
六芒星の呪縛、呪縛の円陣、幻想の呪縛
罠カード。指定したモンスター1体は攻撃と表示形式の変更ができなくなり、攻撃力が700ポイントダウンする。『R』では攻撃力のダウンが500ポイントになった代わり、効果の発動ができなくなる「幻想の呪縛」というカードがあり、マハードの精霊「幻想の魔術師」も同じ効果を使用できる。文庫版や、のちに印刷された単行本では宗教上の関係からか、同様の効果で「呪縛の円陣」という名称に変更され、カードの絵柄も違うものに描きかえられた。
拡散する波動
魔法カード。ライフポイントを1000払い、自分の場に出ているレベル7以上の魔法使い族を1体選択する。そのターンの攻撃は選択したモンスターのみ可能となるが、相手の全てのモンスターに攻撃が可能となり、この攻撃で破壊された効果モンスターの効果も無効になる。バトルシティ編の海馬戦で使用し、「超魔導剣士-ブラックパラディン」の攻撃で3体の「青眼の白龍」を一掃して決着。その後ドーマ編のグリモ戦、KCグランプリ編のレオン戦でも使用。原作ではモンスター効果を無効にできない代わりに、攻撃制限や効果の対象にする魔法使い族のレベル制限が無く、『R』ではレベル6の「ブラック・マジシャン・ガール」に使っていた。

アニメ版オリジナル

魔導戦士ブレイカー
効果モンスター。攻撃力は1600。召喚と同時に自身に「魔力カウンター」を1つ乗せ、攻撃力を300アップ。そしてそれを取り除くことでフィールド上の魔法・罠カードを一枚破壊する。
ドーマ編の羽蛾戦では効果を使って羽蛾の「虫よけバリアー」を破壊し、同時に羽蛾の罠カードによって攻撃力が1500まで下がっていた為、「狂戦士の魂(バーサーカーソウル)」の効果の範囲内に入っていた。
狂戦士の魂(バーサーカーソウル)
魔法カード。ドーマ編の羽蛾戦で登場。発動コストとして自分の手札全てを捨て、モンスター以外のカードが出るまでデッキからカードを引き続けてそれを墓地へ送り、自分の場にいる攻撃力1500以下のモンスターはその度に追加攻撃ができる。
「魔導戦士ブレイカー」による二度のダイレクトアタックですでに勝利していたものの、羽蛾の度が過ぎた挑発に激高し、合計7回に渡って攻撃を繰り返した。

★…アニメ第一作オリジナル、☆…アニメ第二作オリジナル

担当声優

出展・脚注

  1. ^ 「ガイドブック真理の福音」での高橋和希へのインタビューより
  2. ^ ただし、物語の中心であるゲームはほとんど闇遊戯が行うため、実質的な本作の主人公は彼であると言える(アニメ版では特に顕著のなっている)。基本的に、関連商品でパッケージに描かれるのは闇遊戯だけである。