横田一則

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横田 一則
基本情報
本名 横田 一則
通称 戦慄のマイクパフォーマー
GRABAKAのスピードスター
戦極の秘密兵器
GRABAKAの特殊兵器
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1978-04-03) 1978年4月3日(46歳)
出身地 千葉県船橋市
所属 GRABAKA
→フリーランス
身長 172cm
体重 70kg
階級 ライト級
フェザー級
バックボーン 柔道
テーマ曲 月光ダンス (Galaxy Version)
THE RODEO CARBURETTOR
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横田 一則(よこた かずのり、男性、1978年4月3日 - )は、日本総合格闘家千葉県船橋市出身。松戸国際高等学校順天堂大学卒業。現DEEPフェザー級王者。

スピードに自信を持ち[1][2]柔道で鍛えられた重い腰と、パワーのある打撃と寝技を駆使する。DEEPでは格上といわれる相手にも真っ向から勝負を挑みデビュー以来負けなしでDEEPライト級王者となった。

来歴

順天堂大学柔道部では主将を務めた。実業団で柔道を経験した後、GRABAKAに一般ジム生として入会。

2004年9月19日、『DEMOLITION』にて格闘家デビュー。デビュー戦で「裸十段」中村K太郎と対戦することになるが、5分2Rを戦い抜き引き分けに持ち込む。

2005年7月10日、『パンクラス』にて石島大悟から腕ひしぎ十字固めで一本を奪い、総合初勝利を挙げる。

2005年9月3日、『DEEP 20』で行われた「全面対抗戦 DEEP戦士VSGRABAKA」という3対3の対抗戦において中堅に大抜擢され、長岡弘樹を3-0の判定で破る。

2005年10月30日、『club DEEP 富山』のメインにてBarbaro44と対戦、判定0-1の引き分け。

2006年2月5日、『DEEP 23』にて梅田恒介にバックマウントからの打撃の連打でTKO勝利。

2006年4月11日、『DEEP 24』にてミルトン・ヴィエイラと対戦、判定1-1の引き分け。

2006年10月10日、『DEEP 26』にて吉田道場小見川道大と対戦。接戦を制し2-0の判定で勝利する。

2006年12月20日、『DEEP 27』にてBarbaro44とのDEEPライト級王者帯谷信弘への挑戦権をかけた再戦が行われ、2-0の判定勝利。因縁の再戦に決着をつけると共にタイトルマッチへの挑戦権を手に入れた。

2007年2月16日、『DEEP 28』で行われたDEEPライト級タイトルマッチで、王者帯谷信弘に判定勝ちし、第3代DEEPライト級王者となった。

2007年6月16日、『club DEEP 東京』でキックボクシングルールの試合に挑戦、イ・デヨンに判定勝ち。

2007年8月5日、『DEEP 31』にてアンソニー・マグデビットとの対戦が予定されていたが、試合当日にアンソニーが試合放棄し、急遽フューチャーファイトに出場予定だったミノル・タバレス・ツチダが代役として出場することになった。試合は腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。

2007年10月28日、SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2007でファディル・シャバリと対戦し、判定勝ち。この試合で脚を疲労骨折し、手術を行った。

2008年5月19日、『DEEP 35』でハン・スーファンとDEEPライト級タイトルマッチで対戦し、右フックでKO負け。王座から陥落するとともに、自身初の敗戦となった。

2008年8月24日、戦極初参戦となった戦極 〜第四陣〜のライト級グランプリ1回戦でボーヤン・コセドナーと対戦し、判定勝ち。試合後のリング上では「ケガをしてぜんぜん練習できなくて、今回は言い訳させてください」と発言し、同門の郷野聡寛に「言い訳ハゲ」と言われた[3]

2008年11月1日、戦極 〜第六陣〜ライト級グランプリ準決勝で廣田瑞人に判定勝ちするも、決勝では北岡悟に判定負けし、準優勝となった。

2009年5月2日、戦極 〜第八陣〜に出場しレオ・サントスと対戦。ジャッジの評価が分かれるもスプリットによる判定勝ちを収めた。

2009年7月24日、Krush廣野祐とキックボクシングルールで対戦。2Rに2回のダウンを奪われるなどして、大差の判定負け。

2009年9月23日、戦極 〜第十陣〜ライアン・シュルツと対戦し、右フックで失神KO勝ち。失神しているシュルツを気遣うことなくマイクパフォーマンスを行ったことに対し、シュルツのセコンドを務めていた長南亮にブログで苦言を呈された[4]

2009年11月7日、戦極 〜第十一陣〜光岡映二と対戦し、判定勝ち。「ライト級王座挑戦者査定試合」とも言われた試合[5]に勝利を収め、大会後には國保尊弘戦極広報が「(大晦日興行での廣田瑞人の王座挑戦者は)横田選手になると思います」と語ったが[6]、その後、大晦日興行は中止となった。

2009年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜のDREAM vs SRC 対抗戦で川尻達也と対戦し、0-3の判定負けを喫した[7]。のちに1か月前の11月25日に交通事故に遭い、腰痛椎弓骨折していたことを明かした[8]

2010年10月30日、10か月ぶりの復帰戦となったSRC15ブライアン・コッブと対戦し、1-2の判定負けを喫した。コッブは前日計量で規程体重をクリアできず減点1が与えられた状態で試合が開始された[9]

2010年12月30日、戦極 Soul of Fightジャダンバ・ナラントンガラグと対戦し、左フックによる失神KO負け[10]。3連敗となった。

2011年6月24日、フェザー級に転向し3年ぶりのDEEP参戦となったDEEP 54で昇侍と対戦し、3-0の判定勝ち。連敗を3で止めた。

2011年7月18日、GRABAKAを退団した。

2012年2月18日、DEEP57でチェ・ドゥホとDEEP王者決定戦を行う予定であったが、ドゥホが行方不明になったため代役の門脇英基と対戦。判定勝ちを収め第5代DEEPフェザー級王者となった[11]

戦績

プロ総合格闘技

総合格闘技 戦績
22 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
14 3 1 10 0 3 0
5 2 0 3 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
門脇英基 5分3R終了 判定3-0 DEEP 57 IMPACT
【DEEPフェザー級王者決定戦】
2012年2月18日
戸井田カツヤ 2R 0:25 TKO(サッカーボールキック→パウンド) DeepCage Impact 2011 in Tokyo, 1st Round 2011年10月29日
昇侍 5分3R終了 判定3-0 DEEP 54 IMPACT 2011年6月24日
× ジャダンバ・ナラントンガラグ 1R 2:03 KO(左フック) 戦極 Soul of Fight 2010年12月30日
× ブライアン・コッブ 5分3R終了 判定1-2 SRC15 2010年10月30日
× 川尻達也 5分3R終了 判定0-3 Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜 2009年12月31日
光岡映二 5分3R終了 判定3-0 戦極 〜第十一陣〜 2009年11月7日
ライアン・シュルツ 1R 2:31 KO(右フック) 戦極 〜第十陣〜 2009年9月23日
レオ・サントス 5分3R終了 判定2-1 戦極 〜第八陣〜 2009年5月2日
× 北岡悟 5分3R終了 判定0-3 戦極 〜第六陣〜
【ライト級グランプリシリーズ2008 決勝】
2008年11月1日
廣田瑞人 5分3R終了 判定3-0 戦極 〜第六陣〜
【ライト級グランプリシリーズ2008 準決勝】
2008年11月1日
ボーヤン・コセドナー 5分3R終了 判定3-0 戦極 〜第四陣〜
【ライト級グランプリシリーズ2008 1回戦】
2008年8月24日
× ハン・スーファン 1R 3:38 KO(右フック) DEEP 35 IMPACT
【DEEPライト級タイトルマッチ】
2008年5月19日
ミノル・ダヴァレス・ツチヤ 1R 3:53 腕ひしぎ十字固め DEEP 31 IMPACT 2007年8月5日
帯谷信弘 5分3R終了 判定3-0 DEEP 28 IMPACT
【DEEPライト級タイトルマッチ】
2007年2月16日
Barbaro44 5分3R終了 判定2-0 DEEP 27 IMPACT
【DEEPライト級王座挑戦者決定戦】
2006年12月20日
小見川道大 5分3R終了 判定2-0 DEEP 26 IMPACT 2006年10月10日
ミルトン・ヴィエイラ 5分2R終了 判定1-1 DEEP 24 IMPACT 2006年4月11日
梅田恒介 2R 4:05 TKO(レフェリーストップ:バックマウントパンチ) DEEP 23 IMPACT 2006年2月5日
Barbaro44 5分2R終了 判定0-1 club DEEP 富山 -野蛮人祭り3- 2005年10月30日
長岡弘樹 5分3R終了 判定3-0 DEEP 20th IMPACT 2005年9月3日
中村K太郎 5分2R終了 判定0-0 DEMOLITION 040919 2nd Anniversary 2004年9月19日

アマチュア総合格闘技

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
石島大悟 1R 4:41 腕ひしぎ十字固め パンクラス PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR
【パンクラスゲート】
2005年7月10日

キックボクシング

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 廣野祐 3R終了 判定0-3 Krushライト級グランプリ2009 〜開幕戦 Round.1〜 2009年7月24日
ファディル・シャバリ 3R終了 判定3-0 SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT
GROUND ZERO TOKYO 2007
2007年10月28日
イ・デヨン 3R終了 判定3-0 club DEEP 東京
【キックボクシングルール】
2007年6月16日

獲得タイトル

脚注

  1. ^ 【戦極〜第十一陣〜】横田一則公開練習「廣田選手とのタイトルマッチを見たいと思ってもらえるような、インパクトのある試合を!」 SRC 公式サイト 2009年10月27日
  2. ^ 【戦極】11・7スピードとパワーの激突!光岡映二VS横田一則の日本人対決が決定 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年10月9日
  3. ^ 【戦極ライト級スペシャル】横田一則、言い訳の向こう側 kamipro.com 2008年10月20日
  4. ^ 戦極に 長南亮 Official Blog 2009年9月24日
  5. ^ ライト級王座挑戦者査定試合! 光岡vs横田のS4初対決が実現!! kamipro.com 2009年10月9日
  6. ^ 戦極 横田がライト級王座挑戦へ。 BoutReview 2009年11月9日
  7. ^ 【Dynamite!!】魔裟斗が引退試合で激勝! 石井慧は判定負け、対抗戦はDREAM勝利(2) 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年12月31日
  8. ^ 【SRC戦極】10・30「言い訳はしたくないが…」復帰戦の横田一則、川尻戦前の交通事故を語る 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年9月30日
  9. ^ 【SRC戦極】泉浩が石井慧との対戦をアピール!ウェルター級GP決勝は中村VS榎本 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月30日
  10. ^ 【SRC戦極】12・30日沖発がフェザー級王座獲得!交流戦はSRCが勝利 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月30日
  11. ^ 緊急告知チェ・ドゥホが行方不明~2・18『DEEP 57』横田一則x門脇英基に変更 Fight!miruhon.net 2012年2月14日

関連項目

外部リンク

前王者
帯谷信弘
第3代DEEPライト級王者

2007年2月16日 - 2008年5月19日

次王者
ハン・スーファン