コンテンツにスキップ

東京都江戸東京博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Tribot (会話 | 投稿記録) による 2012年3月4日 (日) 13:41個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (bot: WP:BOTREQ#電話番号・FAX番号の削除依頼 oldid=41478493 Wikipedia:井戸端/subj/電話番号・FAX番号記載について)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

江戸東京博物館
地図
施設情報
正式名称 東京都江戸東京博物館
専門分野 江戸東京の歴史と文化
事業主体 東京都
管理運営 東京都歴史文化財団
開館 1993年3月28日
所在地 130-0015
東京都墨田区横網1-4-1
位置 北緯35度41分48秒 東経139度47分46秒 / 北緯35.69667度 東経139.79611度 / 35.69667; 139.79611
外部リンク http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

東京都江戸東京博物館(とうきょうとえどとうきょうはくぶつかん)は、東京都歴史文化財団が管理・運営する東京都墨田区横網(よこあみ)にある博物館

概要

JR両国駅から徒歩3分、国技館の隣に位置する。分館として、小金井市小金井公園内に江戸東京たてもの園がある。失われていく江戸東京の歴史と文化に関わる資料を収集、保存、展示することを目的に、平成5年(1993年3月28日に開館した。

建物の設計は菊竹清訓で、地上7階、地下1階の鉄骨造構造。地上部分の高さは約62mで、江戸城の天守閣とほぼ同じである。隣接する国技館との調和を考え、高床式のユニークな構造の建物になっているが、東京下町の景観を損ねているとの批判もある[1]

5階と6階が吹き抜けの構造になっており、常設展示のほか、年に4、5回の企画展示や催し物などが開催されている。常設展示室は江戸、東京、通史の各ゾーンに分かれ、絵図、浮世絵などの資料や、日本橋(縮尺1/1)や中村座(縮尺1/1)の複製、長屋の大型模型、可動模型、持上げ可能な千両箱などの展示物が設置されており、城下町としての江戸、庶民の日常生活、火消し、食生活、文化、東京ゾーンでは明治維新文明開化東京大空襲などの展示がある。定期的に『江戸東京博物館NEWS』を発行している。

図書室(7階)、映像ホール(1階)やライブラリー(B1階)などの学習施設なども設置されている。

これまでの特別展では、江戸や東京の文化をテーマとした企画展を中心としながらも、考古学から手塚治虫2009年)や水木しげる2004年)などの漫画家、フランスロシアなど海外の美術品に関する展示まで、幅広く行っている。

現在の館長は竹内誠

文化財

所蔵品のうち、以下のものが国の重要文化財に指定されている。

  • 萌葱地(もえぎじ)葵紋付小紋染胴服 今村家伝来
  • 阿蘭陀風説書 寛政九年
  • 旧江戸城写真ガラス原板 29枚
  • 壬申検査関係ステレオ写真ガラス原板 257点

利用情報[2]

  • 交通:
  • 開園時間:9:30~17:30(土曜日のみ19:30まで) ただし入館は閉館の30分前まで。
  • 休園日:主に月曜日・年末年始(ホームページで確認のこと)。
  • 観覧料:
  • 常設展:一般600円、65歳以上300円、大学生(専修・各種含む)480円、高校生・中学生(都外)300円、都内在学または在住の中学生・小学生以下無料、団体割引あり。
  • 特別展:常設展観覧料よりも高く設定され、特別展のみの観覧券と、特別展・常設展の両方が観覧できる共通券とがある。

関連項目

脚注

  1. ^ 講談社『犬と鬼』p231 アレックス・カーの批評ほか
  2. ^ 2010年5月16日現在の同館ホームページによる。

外部リンク

座標: 北緯35度41分47.8秒 東経139度47分45.2秒 / 北緯35.696611度 東経139.795889度 / 35.696611; 139.795889