推定無罪 (映画)
推定無罪 | |
---|---|
Presumed Innocent | |
監督 | アラン・J・パクラ |
脚本 |
フランク・ピアスン アラン・J・パクラ |
原作 | スコット・トゥロー |
製作 |
シドニー・ポラック マーク・ローゼンバーグ |
製作総指揮 | スーザン・ソルト |
出演者 | ハリソン・フォード |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
撮影 | ゴードン・ウィリス |
編集 | エヴァン・A・ロットマン |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
公開 |
1990年7月27日 1991年6月8日 |
上映時間 | 127分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 |
$86,303,188[1] $221,303,188[1] |
『推定無罪』(すいていむざい、Presumed Innocent)は、スコット・トゥローの同名小説を元にした1990年公開のアメリカ映画。
スタッフ
出演
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版 | TV版 | |||
ラスティ・サビッチ | ハリソン・フォード | 津嘉山正種 | 磯部勉 | |
バーバラ・サビッチ | ボニー・ベデリア | 一柳みる | 弥永和子 | |
サンディ・スターン | ラウル・ジュリア | 有川博 | 小川真司 | |
レイモンド・ホーガン | ブライアン・デネヒー | 小林清志 | 石田太郎 | |
リトル判事 | ポール・ウィンフィールド | 小林修 | 麦人 | |
キャロリン・ポルヒーマス | グレタ・スカッキ | 駒塚由衣 | 小山茉美 | |
リップランザー | ジョン・スペンサー | 池田勝 | ||
熊谷 | サブ・シモノ |
あらすじ
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
原作では、主人公の検事補が本当に有罪かどうかは最後までわからない。
映画: ラスティはやり手の地方検事補。妻のバーバラは以前優秀な数学者だったが、結婚生活のため学業を断念して今は主婦業にいそしむ。 検事局に若くセクシーで出世欲旺盛な女性検事キャロリンが入ってくる。助手にして仕事を進めるうち、ラスティは彼女と関係を持ってしまう。その関係に溺れるラスティ。
ところがある日、キャロリンが他殺体で発見される。担当を銘じられるラスティ。調査を進めるうち、彼女が検事局の何人もの男性スタッフと関係を持っていることが明らかになる。そして、さらには過去の事件にも不審な操作の影が。
捜査を進めるラスティだが、ある朝逮捕される。現場にあった飲みかけのビールタンブラーから彼の指紋が採取されたのだ。そして、被害者の体内に残されていた精液の血液型はラスティーのものと一致する。
保釈され、ラスティの闘いが始まる。弁護を依頼するのは、今まで散々手を焼いてきたやり手弁護士。法廷戦術をすべて彼に任せ、ラスティは友人の刑事リップランザーと共に調査を続ける。キャロリンは上司の地方検事とも関係を持っていた。地方検事選挙での再任を目指すその地方検事は、ついにラスティを切り捨てる。
大学に復帰するための論文作成に明け暮れるバーバラも、献身的にラスティを支える。
不審な事件に見え隠れするキャロリンの影。キャロリンは誰かを脅迫していた。検事局でのし上がろうとするキャロリンの野望。
法廷でのぎりぎりの闘いは勝敗の行方がつかめない。ところが、決定的な物的証拠であるタンブラーが保管庫から紛失していることが分かる。無罪を勝ち取るラスティ。
タンブラーはどこへ?そして、真犯人と動機は?
事件は最後の最後で意外な結末を迎える。
脚注
- ^ a b “Presumed Innocent (1990)” (英語). Box Office Mojo. 2011年11月30日閲覧。