戦国伝承
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ジャンル | ベルトスクロールアクションゲーム |
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対応機種 |
アーケードゲーム[AC] ネオジオ[NG] ネオジオCD[NGCD] スーパーファミコン[SFC] メガCD[MCD] |
開発元 | SNK |
発売元 |
SNK [SFC]データイースト [MCD]サミー |
人数 |
1~2人(同時協力プレイ) [MCD]1人 |
メディア |
[NG]、[SFC]ROMカセット [NGCD]、[MCD]CD-ROM1枚 |
発売日 |
[AC]1991年2月12日 [NG]1991年7月1日 [NGCD]1995年3月17日 [SFC]1993年9月22日 [MCD]1993年12月28日 |
システム基板 | [AC]Multi Video System |
『戦国伝承』(せんごくでんしょう)は、1991年にSNKより発売されたベルトスクロールアクションゲーム。海外名は『Sengoku』。
概要
主人公たちは「戦国武将の末裔の超戦士」で、かつて祖先が倒した残虐な君主の亡霊を倒すために戦う。
全6ステージだが、最終ステージのみ君主とのタイマン勝負になる。
本作のアイテムは様々な色の宝玉で、色によって効果が違う(刀を装備する、体力回復など)。
また、主人公たちは条件を満たすとニンジャ、サムライ、忍犬のいずれかに変身できる。
登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
- クロード(プレイヤー1)
- 戦国武将の末裔の超戦士の一人で、赤いベストを着た日系人。変身キャラクターのパーソナルカラーは赤。好きな言葉は「努力」
- ジャック(プレイヤー2)
- 戦国武将の末裔の超戦士の一人で、カウボーイハットをかぶったアメリカ人。変身キャラクターのパーソナルカラーは青。好きな言葉は「義理」と「人情」
変身キャラクター
特定の敵を倒すことで戦闘中のプレイヤーに力を貸してくれる。状況に応じて任意に変身可能。変身活動時間は60秒。
- サムライ
- デフォルトは刀による攻撃。アイテムを取ると刀から念力弾を発射する。
- ニンジャ
- デフォルトは素手で戦う。アイテムを取ると手裏剣を投げる。タメ撃ちは小人になって、当たり判定を小さくする。
- 忍犬
- 攻撃判定のある回転ジャンプが武器。アイテムを取ると飛び道具を撃つ。タメ撃ちは子犬をよびだす。
サポートキャラクター
特定の敵を倒したあとでプレイヤーに力を貸してくれる。
- パミュラ
- プレイヤーのライフを完全回復する女神。最終面では七支刀に変化してプレイヤーと共に戦う。
- 王武
- プレイヤーに力を与える仙人。力を与えられたプレイヤーはタメ撃ち攻撃の念力弾が使用可能になる(ゲームオーバーまで有効)。
敵キャラクター
雑魚キャラクター
- 忍者
- 最終面を除く全ステージに登場。ニンジャと比べると小柄な体格で、片方の手甲に鉤爪をつけている。手裏剣を飛ばすこともある。
- 刀足軽
- 刀を持った長身の大男。前転しながら襲ってくることもある。
- 槍足軽
- 最終面を除く全ステージに登場。プレイヤーに向かって突進して、槍で突いてくる。
- 弓足軽
- 大きな弓を持ち、矢を飛ばしてくる。ステージ1とステージ5に登場。
- 子鬼
- 角を生やした小柄な男。飛び跳ねながら小太刀を振り回してくる。
- 由美一族
- ステージ3からステージ5まで登場するくの一。プレイヤーにダッシュパンチやジャンプキックをお見舞いする。
- 鎧武者
- 最終面を除く全ステージに登場。刀を振り下ろして襲ってくる。刀をへし折られても素手で戦う。中にはプレイヤーめがけて突進してくる。
- 僧兵
- 棍棒で振り回して戦う大男。数珠を投げつけてくることもある。
- 巨漢兵士
- 青龍刀を持った肥満体型の男。ステージ2とステージ5に登場。
- 力士
- 素肌に羽織を着た男。虎戦車にまたがって現れてくる。ときどき四股を踏む。刀を持って登場することが多い。
- 河童
- ステージ2とステージ4に登場する怪物。亀のように手足を引っ込めて体当たりすることもある。
- 石像
- ステージ3のみに登場。当初は背景の石像にまぎれているが、プレイヤーが近づくと動き出す。所持する灯篭からビームを放ってくる。
- 大顔
- ステージ4のみに登場。背景の壁画からいきなり飛び出してくるが、プレイヤーのパンチ一発で死ぬ。
- 若
- ステージ5のみに登場。刀を使う裃姿の小姓。プレイヤーの攻撃をバク転で回避する。
- 闇姫
- ステージ5のみに登場。小刀で斬りつけてくる着物の女。
中ボスキャラクター
- 歌舞伎役者
- ステージ2に登場。背景の舞台から登場して、扇子を投げつけてくる。
- 風神
- ステージ2に登場。雲に乗って飛びながら、自分の小さな分身を飛ばしてくる。
- お菊
- ステージ4に登場。画面半分を占める巨体の女妖怪。首が伸びて、プレイヤーにエネルギー弾を発射。ダメージを与えると顔が般若に変形する。
ボスキャラクター
- 忍者将軍
- 名乗り「これより先は通すわけには行かぬ。覚悟!!」
- ステージ1のボス。ピョンピョン飛び跳ねて忍者刀で斬りつける。また火車を投げつける。ダメージを与えると変わり身の術で回避し、プレイヤーの反対方向に現れる。一度倒しても、第二形態に変身。第二形態は手裏剣も投げつけてくる。
- 後のステージで第一形態が中ボス、第二形態が雑魚キャラクターで登場する。
- 巴
- 名乗り「わが殿のために、ここで消えるのじゃ。」
- ステージ2のボス。巫女服の女性で、回転しながら剣を振り下ろす。倒すと、狛犬らしき化け物に変身する。
- 後のステージで変身前が雑魚キャラクター、変身後がステージ4の中ボスで登場する。
- 将軍
- 名乗り「我らが大願成就のために、お前らは邪魔だ!いざ、勝負!!」
- ステージ3のボス。君主の配下の一人。刀による攻撃のほか、背中につけている羽を投げつけてくる。
- 大将軍
- 名乗り「敵ながら天晴れ。しかし、それもここまで。いざ、勝負!!」
- ステージ4のボス。君主の配下の一人。刀による攻撃のほか、プレイヤーにいる方向に念力弾を発射。
- 霞三姉妹
- 名乗り「すでに、この世は我らの天下。そちたちは、ここで果てるがいい!」
- ステージ5のボス。由美一族のリーダー。一定のダメージで三姉妹の合体忍法で玄武に変身。プレイヤーのいる方向にエネルギー弾を発射。
- 君主
- 名乗り「はっはっはっ。阿修羅神の復活じゃ!そしてわしは闇の王となるのじゃ!」
- 戦闘中「どうじゃ、わしの配下にならぬか?どんな望みもかなえようぞ。」
- 君主死亡「グワーッ!時は来た!阿修羅神の復活じゃー!!」
- 最終ボス。400年前に主人公の前世に滅ぼされ、阿修羅神と同化し現在によみがえった悪しき君主。最終面ではプレイヤーは素手で戦わず、七支刀での剣戟バトルになる。第一形態の君主はガードが固い。倒しても、阿修羅神に変身し、プレイヤーめがけて誘導念力弾を発射するなど更なる激しい攻撃を繰り広げる。
アイテム
- 緑の玉
- 10個集めることでライフが1ブロック回復する。
- 赤の玉
- 日本刀を装備。変身キャラクターは飛び道具が使用可能。一定時間で効果が消滅する。
- 青の玉
- 二本の刀を装備。変身キャラクターは飛び道具が使用可能。一定時間で効果が消滅する。
- 紫の玉
- 聖剣を装備。変身キャラクターは飛び道具が使用可能。一定時間で効果が消滅する。
- 金の玉
- 貫通能力を持つ円月輪を発射可能。変身キャラクターは特殊飛び道具が使用可能。一定時間で効果が消滅する。
移植版
- 1993年にデータイーストから発売。登場キャラクターの大半はグラフィックを変更され、連続技からの投げ技や掴み投げが追加など、システムも『ファイナルファイト』に近い内容になった。ネオジオ版には無かったボーナスゲームもある。
- プレイヤーキャラクターの名前が「ダン」(日系人)と「ビル」(アメリカ人)に変更され、敵キャラクターも一部を除いて変更された。
- メガCD版
- 1993年にサミーから発売。2人同時プレイが削除された以外はネオジオ版とほぼ同じ。
- 1995年にSNKから発売。
- 2011年11月1日配信。900Wiiポイントで購入。