恋のロンド

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恋のロンド」(こいのロンド)は、1968年6月にリリースされたザ・ピーナッツの楽曲である。

概要[編集]

恋のフーガ」、「恋のオフェリア」等のいわゆる「恋」シリーズ第3弾の楽曲として作成されたものである。作曲は「恋のフーガ」と同様すぎやまこういちが、編曲はザ・ピーナッツの楽曲を担当するのが定番となっていた宮川泰が担当した。

この楽曲は音楽用語の「ロンド」を題名内に入れているユニークな部分などが評価されていたものの、「恋のフーガ」や「恋のオフェリア」のようなヒットはしなかった。題名に「ロンド」とあるが、ロンド形式の楽曲ではない。これはフーガ形式を採っていない「恋のフーガ」と同様である。

CDに収録されているヴァージョンは、現在のところ1ヴァージョンしか確認されていない。なお、歌詞は2番まで作成されている。

「恋のフーガ」や「恋のオフェリア」とは違い、普及版的位置付けのザ・ピーナッツの全曲集CDに収録されていることは少ないが、『ザ・ピーナッツ・ゴールデン・デラックス』等、主要なCDには収録されていることが多い。

「恋のオフェリア」とともに、スポニチテレビニュース社制作のミュージックビデオ後楽園遊園地でのロケ収録)の存在が確認されている。

作成者[編集]

  • 作詞 橋本淳
  • 作曲 すぎやまこういち
  • 編曲 宮川泰

参考資料[編集]