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山岸潤史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山岸潤史
基本情報
出生名 山岸潤史
別名 June
生誕 (1953-06-06) 1953年6月6日(71歳)
出身地 三重県伊勢市
ジャンル R&Bブルースジャズ
職業 ギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 1970年 -
レーベル ビクターキングレコード
共同作業者

山岸 潤史(やまぎし じゅんし、1953年6月6日 - ) は、三重県伊勢市生まれの[1][2]米国ルイジアナ州ニューオーリンズを拠点に活動するギタリストパパ・グロウズ・ファンクワイルド・マグノリアスでギターを担当していたことでも知られる。

来歴

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山岸は1970年代初頭より、日本のブルース、ジャズ・シーンで活動。1972年に、永井"ホトケ"隆 (Vo)塩次伸二(G)小堀正(B)松本照夫(Dr.)といった面々とウエスト・ロード・ブルース・バンドを結成。当時活況を呈していた関西のブルース・シーンにおいて、彼らは草分け的存在として知られるようになった。

1975年、山岸はソウル・バンドのソー・バッド・レビューに加入。1979年には、初の自己名義のアルバム「REALLY?!」をリリースした[1]

1980年代には、バンド・Myx(ミックス)、チキンシャックで活動、1990年代になると、デイヴィッド・T・ウォーカージェイムズ・ギャドソン英語版らとBAND OF PLEASUREを結成。3枚のアルバムをリリース後、解散した。

1995年、山岸は日本で積み上げたキャリアを捨て、ニューオーリンズへ移住。近年も拠点に活動を続けている。現地で活動するようになってから、彼は前述の2バンドの他、アール・キングヘンリー・バトラー、ダヴェル・クロフォード、マーヴァ・ライト英語版ジョージ・ポーターJr.ら数多くのミュージシャンとの共演を重ねた。

2007年には、ウエスト・ロード・ブルース・バンド時代からの旧知の仲である塩次伸二とともにオール・ブルース・アルバム『トゥギャザー・アゲイン〜ブルース・イン・ニューオーリンズ』をニューオーリンズで録音。当作は、ジョン・グロウ、マーヴァ・ライトら地元ミュージシャンが参加した。

2010年2014年には、サウス有山じゅんじとアコースティック・ギター・デュオ有山岸として、細野晴臣がゲスト参加し、上田正樹をフィーチャーしたアルバム等を作成した。

2012年にはチキンシャックを再結成し、リユニオン・ツアーを行う。2013年6月には23年ぶりにオリジナル・アルバムをリリースし[3]、当年にもツアーを行った。

2014年7月25日フジロックフェスティバルで、すでに亡くなっていた砂川正和以外の6人で、ソー・バッド・レビューの一日限定の再結成ライブを行った[4]

KenKen、元パパ・グロウズ・ファンクのジョン・グロウらと結成したバンド・Funk On Da Tableが2018年2月、ツアー・デビュー。同年9月、ニューオーリンズのティピティーナスで同バンドとして初公演を行い、翌2020年ライヴ盤『Live at Tipitina's in New Orleans』としてリリース[5]

ディスコグラフィー

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ソロ作

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ウエスト・ロード・ブルース・バンド

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  • 1973年Live in Magazine No.1/2』 (Chu Chu Record)
  • 1975年Blues Power』 (Bourbon)
  • 1975年 『Live in Kyoto』 (Bourbon)
  • 1984年Junction』 (Invitation)
  • 1995年Live in New York』 (Zain)

[6]

チキンシャック

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  • 1986年Chickenshack I』 (メルダック)
  • 1986年 『Chickenshack II』 (メルダック)
  • 1986年 『Urban Square』 (メルダック)
  • 1986年 『アーバンスクウェア 琥珀の追撃 (OVAオリジナル・サウンドトラック)』 (メルダック)
  • 1987年Loving Power』 (メルダック)
  • 1987年 『Chickenshack III』 (メルダック)
  • 1988年Chickenshack IV』 (メルダック)
  • 1989年Chickenshack V』 (メルダック)
  • 1990年Loving Power II』 (メルダック)
  • 1990年 『Chickenshack VI[7] (メルダック)
  • 2013年Chickenshack VII』 (キング)

バンド・オブ・プレジャー

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  • 1992年Live at Kirin Plaza』 (Glamour)
  • 1994年Band of Pleasure』 (For Life)
  • 1995年A Tiny Step』 (For Life)

[8]

ワイルド・マグノリアス

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  • 1996年1313 Hoodoo Street』 (AIM)
  • 1999年Life is a Carnival』 (Metro Blue)
  • 2002年30 Years & Still Wild』 (AIM)

[9]

パパ・グロウズ・ファンク

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  • 2001年Doin It』(no label)
  • 2003年Shakin'』(no label)
  • 2006年Live at the Leaf』(Funky Krewe)
  • 2007年Mr. Patterson's Hat』(Funky Krewe)

[10][11]

有山岸

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Funk On Da Table

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  • 2019年Live at Tipitina's in New Orleans』(Coastline)

CM

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YAKINIKU AllStars

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脚注

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出典

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  1. ^ a b 山岸潤史 - CDJournal”. artist.cdjournal.com. 2023年5月9日閲覧。
  2. ^ PROFILE”. www.jvcmusic.co.jp. 2023年5月9日閲覧。
  3. ^ KING RECORDS OFFICIAL SITE”. www.kingrecords.co.jp. 2023年5月9日閲覧。
  4. ^ SOOO BAAD REVUE”. FUJIROCK EXPRESS '14. 2023年5月9日閲覧。
  5. ^ Funk on Da Table : Japan Tour 2020 |”. 2023年5月9日閲覧。
  6. ^ 永井"ホトケ"隆  OFFICIAL SITE”. www.hotoke-blues.com. 2023年5月9日閲覧。
  7. ^ Hidefumi Toki Another Discogrsphy”. cd-v.net. 2023年5月9日閲覧。
  8. ^ Mr David T. --Band of Pleasure--
  9. ^ The Wild Magnolias Songs, Albums, Reviews, Bio & More” (英語). AllMusic. 2023年5月9日閲覧。
  10. ^ Papa Grows Funk: the store Archived 2008年1月28日, at the Wayback Machine.
  11. ^ Papa Grows Funk|ディスコグラフィー|Discogs 2023年8月29日閲覧

外部リンク

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