妹 (曲)

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かぐや姫シングル
初出アルバム『かぐや姫LIVE
B面 夏この頃
リリース
ジャンル フォークソング
時間
レーベル 日本クラウン
作詞・作曲 喜多条忠南こうせつ
チャート最高順位
かぐや姫 シングル 年表
赤ちょうちん
(1974年)

(1974年)
雪が降る日に
(1981年)
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」(いもうと)は、かぐや姫7枚目のシングル。「神田川」、「赤ちょうちん」に続く“四畳半三部作”の第3弾。解散前最後のシングルである。

概要[編集]

シングル版はアルバム『かぐや姫LIVE』とはアレンジが異なり、こちらはスタジオ収録されたものである。

作詞の喜多条忠の実体験を元に書かれ、イントロなしでいきなり歌から入るアレンジは、瀬尾一三のアイデアである[1]

喜多條から送られてきた詞では文字数が足りず、連絡も取れなかったため、発表前に南が勝手に詞を付け足した。喜多條が亡くなる二週間前に見舞った時、それをようやく了承して貰えたという[2]

乃木坂46のメンバーの衛藤美彩が、テレビ東京系『乃木坂工事中』のコーナーのひとつであった「みさみさのひとり家飲み」において、「私がいつか結婚したら、お兄ちゃんに(自身の披露宴で)歌ってほしい」と話す場面がある。

チャート成績[編集]

累計で60万枚を売り上げた[3]

映画[編集]

1974年に、秋吉久美子の主演により映画化された。

収録曲[編集]

  1. (4:12)
    作詞:喜多条忠、作曲:南こうせつ、編曲:瀬尾一三
  2. 夏この頃
    作詞:伊勢正三、作曲:山田つぐと、編曲:瀬尾一三

カヴァー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 富澤一誠著「青春のバイブル 魂を揺さぶられた歌」シンコーミュージック、1993年、136頁。ISBN 4401614135
  2. ^ 週刊新潮(新潮社)2021年12月30日・1月6日新年特大号 173頁、「人間研究 寅の巻」南こうせつが初めて明かす「神田川」「妹」秘話。
  3. ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、271頁。ISBN 978-4-636-82548-0