声♥遊倶楽部

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声♥遊倶楽部』(せいゆうくらぶ)は、1995年10月5日から1996年3月28日までテレビ東京系で放送されたバラエティ番組

概要

1990年代中頃の声優ブームの中、そのブームにあやかった声優専門のテレビ番組として誕生。司会には、当時人気のあった声優の山寺宏一三石琴乃を起用し、ゲスト・アシスタント・レポーターなどの出演者のすべてが声優という番組だった。

当時、各情報雑誌ではこの番組が初の声優専門のテレビ番組とされていたが(『日本経済新聞』1995年10月7日付朝刊にも同様の記載あり)、それ以前にも5分枠のミニ番組ではあったが、関西テレビで『Voice Actor 30』という声優専門のテレビ番組があった。ただし、関東圏での放送で、30分枠での本格的声優専門のテレビ番組ということであれば、この番組が初ということになる。

番組内容は、毎回ゲストとして迎える当時の有名声優とのトーク(星♦優烈伝)、声優になることを目指している20名の若手たち「Piパーズ(ピーパーズ)」によるゲームコーナー(SAY♠遊トラの穴)、はがき紹介(声♣郵広場)など。

基本データ

  • 放送日:1995年10月5日 - 1996年3月28日(全25回)
  • 放送局:テレビ東京系
  • 放送時間:毎週木曜 17:00 - 17:30(1995年12月28日放送分のみ8:30 - 9:00)

レギュラー出演者

Piパーズ

当時、声優になることを目指していた若手20名(男性4名、女性16名)による番組内グループ。当初は名前がなく「声遊予備軍」と呼ばれていたが、第5回にて「Piパーズ(ピーパーズ)」と命名された。デビュー前の声優の卵たちという触れ込みではあったが、柳原みわ(現・星河舞)や小西寛子などは開始時点ですでにデビューしており、またレギュラー番組を持って声優活動をしている者もいた。

番組内の一コーナー(SAY♠遊トラの穴)でクイズやゲームを競ったり、個人単位の活動報告を行っていたが、外部でのユニット活動はなかった。ノベルティグッズとして番組特製のカレンダーが作られ、視聴者にプレゼントされた。これはアニメイトで購入もできた。

るるる

番組のエンディングテーマ「NIPPONの未来」を歌う声優3人組。ユニット名は3人の芸名の最後が全て「る」であることから名付けられた。はがき紹介のコーナーで、Piパーズよりも先輩の声優として紹介。第8回で登場し、「NIPPONの未来」のカップリング曲である「夢織人」を披露した。

ちなみに構想の段階ではメンバーは手塚、藤野、椎名へきるの予定だった(つまり、クリスタルAから矢沢ゆめるが抜けたユニットとして再始動というビジョンだった)が、結成直前に椎名が角川書店の『精霊使い』の声優オーディションに合格したために参加することができなくなり、急遽茂呂田を椎名の代役とした経緯がある。

ゲスト声優

※日付は初回放送日

1995年
1996年

※#13(12月28日)と#26(3月28日)は総集編、#18(2月1日)は特別編のためゲストなし。

スタッフ

主題歌

  • オープニングテーマ
    • あなたになりたい/三石琴乃(1995年11月22日発売・パイオニアLDC) - 第12回まで。
    • あきれかえるほど/三石琴乃(1996年1月24日発売・パイオニアLDC) - 第13回より。
  • エンディングテーマ
    • NIPPONの未来/るるる(1995年11月22日発売・BMGビクター) - 第9回までは1番、それ以降は2番の歌詞が使用された。

関連商品

  • 声♥遊倶楽部+α?! テレビじゃ見れないスペシャル版 Vol.1-6(BMGビクター)
テレビ東京 木曜17:00枠
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