国立ハンセン病資料館

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国立ハンセン病資料館
施設外観
国立ハンセン病資料館の位置(東京都内)
国立ハンセン病資料館
国立ハンセン病資料館の位置
施設情報
館長 内田博文
事業主体 厚生労働省
管理運営 日本財団
開館 1993年6月 (「高松宮記念ハンセン病資料館」として) [1]
所在地 189-0002
日本の旗 日本
東京都東村山市青葉町4-1-13[2]
位置 北緯35度46分03秒 東経139度30分00秒 / 北緯35.767583度 東経139.499972度 / 35.767583; 139.499972座標: 北緯35度46分03秒 東経139度30分00秒 / 北緯35.767583度 東経139.499972度 / 35.767583; 139.499972
アクセス 本文を参照
外部リンク 国立ハンセン病資料館
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国立ハンセン病資料館(こくりつハンセンびょうしりょうかん、旧高松宮記念ハンセン病資料館)は、東京都東村山市にあるハンセン病に関する資料を保有する博物館図書館である。

目的は、ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律に基づき、ハンセン病に対する正しい知識の普及啓発と、ハンセン病回復者に対する差別解消と名誉回復を図ることにある。

沿革

展示

癩病についての古代から近世の歴史、国立ハンセン病療養所の生活状態、ハンセン病療養所の特殊通貨の実物展示、治療薬グルコスルホンナトリウムの展示、世界のハンセン病事情など。国立の施設であるが、日本のハンセン病問題無癩県運動について、日本国政府の対応を、批難・糾弾している展示もある。

資料館の中心的課題は、ハンセン病の患者、回復者らを現に苦しめているもの、つまりは外来診療における薬物治療によって確実に治癒するハンセン病そのものではなく、ハンセン病を無定見に嫌う私たちの思いそのものである。それを回避するために、ハンセン病を嫌う理由の歴史的な成り立ち、らい対策の過誤、現状でのハンセン病の治癒性及び新患者年間発生数ほぼゼロの真実、その他の事項をわかり易く解説した展示を供覧する。

資料館の情報

正門
公式サイトも参照

利用情報

  • 開館時間:9時30分 - 16時30分
  • 休館日:月曜日および「国民の祝日」の翌日
  • 入館料:無料(要予約)
  • 住所:〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13

アクセス

脚注

  1. ^ ごあいさつ”. 2020年11月3日閲覧。
  2. ^ 利用案内・交通案内”. 2020年11月3日閲覧。

関連項目

外部リンク