台北賓館
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台北賓館 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 臺北賓館 |
拼音: | Táibĕi Binguăn |
注音符号: | ㄊㄞˊ ㄅㄟˇ ㄅㄧㄣ ㄍㄨㄢˇ |
発音: | タイベイビングァン |
台湾語白話字: | Tâi pak Pin-kóan |
台北賓館(たいほくひんかん)は台湾台北市中正区凱達格蘭大道1号に建つ中華民国の国家招待所(迎賓館)で中華民国外交部が管理している。
台北賓館は日本統治時代の1899年に起工し、1901年に完成した建物で、もともとは台湾総督の公邸として建てられた。設計は当初福田東吾・野村一郎が担当し、後に森山松之助も設計に携わった。
建物はバロック風の二階建てで、建物脇には日本風の庭園が作られた。
日本統治時代においては台湾総督の官邸であると共に迎賓館としても機能し、皇太子時代の昭和天皇を始め、数々の要人が宿泊した。
第二次世界大戦の終結後、建物は中華民国に引き渡され、以降迎賓館として使われるようになった。
日本国と中華民国との間の平和条約はこの台北賓館で1952年4月28日に調印された。
台北賓館は戦後、長い間非公開とされていたが、2006年6月4日より年に数回の頻度で一般公開が行われるようになった。
2009年4月28日には、日華平和条約調印時の様子を再現した展示が完成。調印当時の日本側代表河田烈大蔵相、台湾側代表葉公超外交部長ら列席者5名の銅像や史料が陳列された。
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