交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ…
『交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ…』 | |||||
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ドラゴンクエストシリーズ / すぎやまこういち の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
ジャンル | ゲームミュージック | ||||
レーベル | アポロン音楽工業 | ||||
チャート最高順位 | |||||
ドラゴンクエストシリーズ / すぎやまこういち アルバム 年表 | |||||
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すぎやまこういち / 交響組曲「ドラゴンクエスト」 年表 | |||||
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『交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ…』(こうきょうくみきょく ドラゴンクエストスリー そしてでんせつへ)は日本のドラゴンクエストIII そして伝説へ…の音楽CDである。
解説
『ドラゴンクエストシリーズ』3作目のナンバリング音楽CDであり、初の「交響組曲」と銘打った作品である。本作はオーケストラ版、オリジナルサウンドトラックの2部構成である。作曲、指揮はすぎやまこういち、演奏はNHK交響楽団、コンサートマスターは徳永二男。この当時、コンパクトディスク以外にレコード版、カセットテープ版も発売された。この作品をもって1枚組のナンバリング最後のオーケストラ、オリジナルサウンドトラックの最後のCDとなった[2]。
CDジャケットは、『DQIII』のパッケージイラストをアレンジしたものになっている。初回予約特典は「DQIII A2版ポスター」。初回封入特典はパッケージカラーの地にタイトルロゴの「ロゴ・ステッカー」。
2001年、ゲームボーイカラーリメイク版『III』発売時に、同作のゲーム音源と共に本作の交響組曲をスーパービットマッピング仕様で収録したCDがSMEビジュアルワークスより発売された。その後、SUGIレーベルのキングレコード移管後に、交響組曲のみを収録したCDが発売されている。
ゲーム音源は、2002年にSMEビジュアルワークスから発売された「ゲーム音楽大全集 Vol.1」に収録されており、キングレコード移管後にも再発売している。
受賞歴
1988年に第30回日本レコード大賞において「特別企画賞 新しい子供達の音楽のために」に「交響組曲・ドラゴンクエストI II III」 が受賞しているが該当作品が、『組曲「ドラゴンクエスト」』『ドラゴンクエストの世界「ドラゴンクエストII」悪霊の神々』、この作品しか無い[3]。1989年に第3回日本ゴールドディスク大賞において「アルバム賞 企画部門」に『交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ… 』が受賞[4]。
収録曲
オーケストラ ヴァージョン ORCHESTRA VERSION
- ロトのテーマ Roto
- 王宮のロンド RONDO
- 世界をまわる(街~ジパング~ピラミッド~村) AROUND THE WORLD
- 冒険の旅 ADVENTURE
- ダンジョン~塔~幽霊船 DUNGEON~TOWER~THE PHANTOM SHIP
- 鎮魂歌~ほこら REQUIEM~SMALL SHRINE
- 海を越えて SAIL ON THE SEA
- おおぞらを とぶ FLYING IN THE SKY
- 戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦 FIGHTING SPIRITS
- そして伝説へ… INTO THE LEGEND
オリジナル ヴァージョン ORIGINAL VERSION
- ドラゴンクエストIII ゲーム オリジナル サウンド ストーリー DRAGON QUEST III GAME ORIGINAL SOUND STORY
関連項目
- 題名のない音楽会 - 2010年8月29日「マリオ・ドラクエ・FF〜大人気ゲーム音楽SP」で『IX』序曲、『III』冒険の旅、そして伝説へ(『そして伝説へ』のみ、すぎやまが指揮を担当)が紹介された。更に『PRESS START』の桜井政博、植松伸夫、高橋織子、錦織健も登場した[5]。
脚注
- ^ 【オリコン】『第72回NHK紅白歌合戦』特別企画決定 「ドラクエ」「鬼滅」「エヴァ」に関する主な記録、ORICON NEWS、2021年12月23日。
- ^ 以降は2枚組か交響組曲とオリジナルサウンドトラックの別売。リメイク版、派生作品はは除く。
- ^ Amazon.co.jp、セブン&ワイネットショッピングなどの検索より。
- ^ 第3回日本ゴールドディスク大賞
- ^ 『題名のない音楽会』8月29日の放送内容「マリオ・ドラクエ・FF~大人気ゲーム音楽SP」
参考文献
- 交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ
- 第30回日本レコード大賞