中央公論文芸賞

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中央公論文芸賞
受賞対象第一線で活躍する作家の優れたエンターテインメント文学
会場パレスホテル東京
日本の旗 日本
主催中央公論新社
報酬正賞として記念品、副賞100万円
初回2006年
最新回2014年
最新受賞者篠田節子中島京子
公式サイトhttp://www.chuko.co.jp/aword/chukou/

中央公論文芸賞(ちゅうおうこうろんぶんげいしょう)は、中央公論新社が創業120周年を記念して2006年に創設した文学賞である。受賞者には正賞として記念品、副賞100万円が授与される[1]

2001年に創設された婦人公論文芸賞を発展させた形の賞で、第一線で活躍する中堅以上の作家のエンターテインメント作品を対象としている[1][2]。また、選考各年度に各出版社から上梓された作品を対象としており、対象期間は前年7月~当年6月までとなっている。

第1回の選考会が東京都内で開かれ、2006年8月28日浅田次郎の短編集『お腹召しませ』が第1回受賞作品に決定したと発表された。第1回以来、8月下旬に選考結果が発表され、約2ヵ月後の10月20日頃に東京都千代田区丸の内パレスホテル東京で贈呈式が行われている[3]。第1回から第5回までの選考委員は渡辺淳一林真理子鹿島茂の3名で、第6回から浅田次郎が加わり4名となった[4]。受賞作の選評は『婦人公論』10月22日発行号に掲載される。

受賞作

脚注

  1. ^ a b 中央公論文芸賞に浅田次郎作「お腹召しませ」2006年08月28日 - asahi.com(朝日新聞社)2012年6月4日閲覧。
  2. ^ 第1回中央公論文芸賞に浅田次郎さん「お腹召しませ」2006/08/29 - ZAKZAK(夕刊フジ)2012年6月4日閲覧。
  3. ^ 第4回から第6回までの贈呈式はパレスホテル改築工事のため、丸の内の東京會舘で開かれた。
  4. ^ 第6回「中央公論文芸賞」は井上荒野さんと乃南アサさんがW受賞 2011/08/26 - 中央公論新社 2012年6月4日閲覧。

外部リンク