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埼玉上尾メディックス

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上尾メディックス
原語表記 上尾メディックス
ホームタウン 埼玉県上尾市
クラブカラー 青、白
創設年 2001年
所属リーグ チャレンジリーグ
チーム所在地 埼玉県上尾市
体育館所在地
代表者 真々田俊夫
監督 吉田敏明
ホームページ 公式サイト

上尾メディックス(あげおメディックス)は、埼玉県上尾市を拠点とする、上尾中央医科グループの女子バレーボールチームである。現在チャレンジリーグに所属。正式名称は「AMG女子バレーボール部」である。

概要

上尾中央医科グループの女子バレーボール部として活動。上尾市をホームタウンとして活動している。

ホームゲームは、主に上尾市民体育館で開催される。

吉田敏明監督のもとで、「私たち自らに感動」「病院の皆様に感動」を与え、「地域、ファンの皆様に感動」を与えるチームを目標とし、悲願のプレミアリーグ昇格に向けて活動している[1]

歴史

バレーボール部の前身

上尾中央総合病院ソフトボール部 1971年(昭和46年)当時

1965年(昭和40年)上尾中央総合病院ソフトボール部を設立。対外的に数多くの試合に出場する。同じ中央医科グループであり、同時期より活動を行っている戸田中央総合病院ソフトボール部とは幾度となく対戦するも、13年間どうしても勝つことが出来なかった。この為、涙を呑んでやむなく上尾中央総合病院ソフトボール部は廃部となった。その後、上尾中央総合病院ソフトボール部はバレーボール部へと移行、選手のほとんどもバレーボール部員へと転身した[2]

バレーボール部として活動

1978年より上尾中央医科グループ内にて、バレーボール大会が開催されるようになる。

2001年4月に実業団バレー部「上尾中央総合病院女子バレーボール部」として創部。

2003年、第23回地域リーグで準優勝を果たし、V1リーグ(現・チャレンジリーグ)に昇格。

プレミアリーグ昇格を目指して

V1リーグ昇格後4年目、V1リーグの呼び方が変わった2006/07チャレンジリーグで3位となる。

2007/08シーズンは、チーム名を「上尾メディックス」に変更。初のチャレンジマッチ(入れ替え戦)出場を目指してドミニカ共和国シダルカ・ヌネスを補強し戦力補強も進めたが、セット率の差で3位となり、チャレンジマッチ出場は成らず。

2008/09シーズンも入れ替え戦出場・チャレンジリーグ優勝を目指し、ドミニカ共和国のアルタグラシア・マンブルを補強し、三洋電機レッドソアの監督を務めていた藤本幹朗をコーチングスタッフに迎えて臨んだものの、終盤戦のホームゲームでの大一番で奇しくもその三洋電機に敗れ、またもセット率の差で3位となり、チャレンジマッチ出場に届かず。

2009/10シーズンは、元アメリカ代表監督である吉田敏明を監督に招聘し、全日本メンバーの庄司夕起らプレミアリーグ在籍選手を多く補強した。同監督のもとで一度チームをリセットし、チャレンジマッチ出場への壁を打ち破るチームを作り上げる[3]。その結果、2009/10シーズンは準優勝し、初のチャレンジマッチ出場を果たす。しかし、チャレンジマッチでは、トヨタ車体クインシーズに1勝1敗ながらセット率の差で敗れ、プレミアリーグ昇格は成らなかった。

2010年9月1日、埼玉県のトップスポーツクラブの交流・連携組織『プライドリームス埼玉』に正会員として加盟した[4]。10月1日より、上尾中央医科グループの女子バレーボール部として活動することとなった[5]

2010/11シーズンは、東日本大震災の影響によりチャレンジリーグが途中で打ち切りとなり、暫定で1位にいた上尾が初優勝となったものの、チャレンジマッチも中止となり、またしてもプレミアリーグ昇格はならなかった。しかし、2011年5月の黒鷲旗全日本選手権大会では、プレミアリーグのパイオニアレッドウィングスを降すなど健闘し、初の準々決勝進出を果たす。

エピソード

  • ホームゲームなどに、上尾市のマスコットキャラ・アッピーが登場する場合がある[6]

成績

主な成績

チャレンジリーグ(実業団リーグ/V1リーグ)
  • 優勝1回(2010/11)
  • 準優勝2回(2009/10、2011/12)
黒鷲旗全日本選手権
  • 優勝なし
  • 準優勝なし

年度別成績

大会名 順位 参加チーム数 試合数
V1リーグ 第6回 (2003/04) 6位 7チーム 12 2 10
第7回 (2004/05) 5位 8チーム 14 8 6
第8回 (2005/06) 8位 8チーム 14 2 12
V・チャレンジリーグ 2006/07シーズン 3位 8チーム 14 9 5
2007/08シーズン 3位 8チーム 14 10 4
2008/09シーズン 3位 10チーム 18 14 4
2009/10シーズン 準優勝 12チーム 16 12 4
2010/11シーズン 優勝 12チーム 20 19 1
2011/12シーズン 準優勝 12チーム 22 20 2

選手・スタッフ

選手

2012年4月版[1][2]

背番号 名前 シャツネーム 国籍 P 備考
3 南早希 MINAMI 日本の旗 日本 S
4 庄司夕起 SHOJI 日本の旗 日本 MB
5 服部安佑香 HATTORI 日本の旗 日本 WS
6 有田沙織 ARITA 日本の旗 日本 WS
7 滝沢ななえ TAKIZAWA 日本の旗 日本 L
9 澤畠文子 SAWAHATA 日本の旗 日本 WS 主将
10 山本友里恵 TOMO 日本の旗 日本 MB
11 榛澤舞子 HANZAWA 日本の旗 日本 WS
12 安藤典莉子 ANDOU 日本の旗 日本 MB
13 大内志織 OHUCHI 日本の旗 日本 S
14 平井桃子 MOMO 日本の旗 日本 L
15 細川麻美 HOSOKAWA 日本の旗 日本 WS 副主将
16 皆本明日香 MINAMOTO 日本の旗 日本 WS
17 田辺由美 TANABE 日本の旗 日本 WS
18 吉村志穂 YOSHIMURA 日本の旗 日本 WS
19 関舞 SEKI 日本の旗 日本 L
20 俵知里 TAWARA 日本の旗 日本 S
21 三浦茉実 日本の旗 日本
30 武井利恵 TAKEI 日本の旗 日本

スタッフ

役職 名前 国籍
部長 真々田俊夫 日本の旗 日本
副部長 肥留川正弘 日本の旗 日本
副部長 大塚武司 日本の旗 日本
監督 吉田敏明 日本の旗 日本
コーチ 藤本幹朗 日本の旗 日本
トレーナー 馬晋 中華人民共和国の旗 中国
トレーナー 尾中正靖 日本の旗 日本
アナリスト 山崎陽平 日本の旗 日本
マネージャー 平安座あきな 日本の旗 日本
事務局 松本洋 日本の旗 日本

在籍していた主な選手

関連項目

脚注

外部リンク