三定

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三定
Sansada
本館の外観
(2014年12月28日撮影)
店舗概要
所在地 111-0032
東京都台東区浅草一丁目2番2号
座標 北緯35度42分39.82秒 東経139度47分48秒 / 北緯35.7110611度 東経139.79667度 / 35.7110611; 139.79667 (三定)座標: 北緯35度42分39.82秒 東経139度47分48秒 / 北緯35.7110611度 東経139.79667度 / 35.7110611; 139.79667 (三定)
開業日 1837年
店舗数 本館、新館、別館の3店舗
営業時間 午前11時30分 - 午後10時
駐車台数 無し(雷門地下駐車場、松屋等の駐車場の利用)台
最寄駅 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)浅草駅
東京メトロ銀座線浅草駅
都営地下鉄浅草線浅草駅
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス浅草駅
最寄IC 首都高速6号向島線駒形出入口
外部リンク http://www.tempura-sansada.co.jp/
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三定(さんさだ)は、東京都台東区浅草一丁目にある飲食店1837年天保8年)創業で、現存する日本最古の天ぷら[1]である。

概要[編集]

三定の上天丼

雷門の東隣に位置し、「一に浅草、二に観音、三に三定の天ぷら」のキャッチコピーで知られる。

近海で獲れた江戸前の魚介を使い、揚げにはごま油を使用している[1]

店舗は雷門通りに面した本館と、近接する新館・別館のみで、遠隔地に支店は設けていない。これは、店主が店から目を離すことがないようにという考えによるものである[2]

歴史[編集]

1831年(天保2年)、初代定吉は三河国(現在の愛知県)より同郷の先輩を頼り上京した。当初は卵の卸の商売をしていたが、後に日本橋人形町に天ぷらの屋台を設けた。これが三定の始まりである。店名は、河屋吉に由来する[2]

天丼発祥の店として扱われることもある[3]が、店側は別に起源を主張しているわけではなく、いつ頃から天丼の提供を開始したかも定かではない。ただ、天丼が誕生した当時から存在している数少ない天ぷら屋のひとつであることは確かである。

脚注[編集]

  1. ^ a b 浅草うまいもの会
  2. ^ a b 三定の由来
  3. ^ 2009年5月6日放送、テレビ朝日「シルシルミシル

外部リンク[編集]