バレーボールイタリア男子代表
バレーボールイタリア男子代表 | |
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国または地域 | イタリア |
大陸連盟 | 欧州バレーボール連盟 |
協会 | イタリアバレーボール連盟 |
監督 | アンドレア・アナスタージ |
国名コード | ITA (Italy) |
FIVBランキング | 6位(2010年10月11日版) |
オリンピック | |
出場回数 | 9回 |
初出場 | 1976 モントリオール |
最高成績 | 銀メダル(1996、2004) |
世界選手権 | |
出場回数 | 15回 |
初出場 | 1949 世界選手権 |
最高成績 | 金メダル(1990、1994、1998) |
ワールドカップ | |
出場回数 | 6回 |
初出場 | 1981 ワールドカップ |
最高成績 | 優勝(1995) |
欧州選手権 | |
出場回数 | 26回 |
最高成績 | 優勝(1989、1993、1995、1999、2003、2005) |
バレーボールイタリア男子代表(イタリア語: Nazionale italiana di pallavolo maschile)は、バレーボールの国際大会で編成されるイタリアの男子バレーボールナショナルチームである。愛称は「アズーリ」(Azzurri)。
歴史
1929年イタリアバレーボール連盟が設立。1947年に国際バレーボール連盟へ加盟した[1]。イタリアが初めて獲得したメダルは第1回大会の1948年欧州選手権の銅メダル[2]であるが、強豪国の一角となったのは自国開催の1978年世界選手権で銀メダル獲得以降、1980年代に入ってからである。
1984年ロサンゼルスオリンピックでは、当時最強のソ連や東欧の強豪国が不参加ながらも銅メダルを獲得、その後、ソ連の崩壊と共に1990年代に全盛期を迎えた。イタリアが誇る世界最高峰のプロリーグ・セリエAの所属選手の活躍により、世界選手権3連覇をはじめ、ワールドカップ、ワールドリーグ、ワールドグランドチャンピオンズカップ、欧州選手権で数々の金メダルを獲得し、世界屈指の強豪国として一時代を築いたが、一方オリンピックでは、1996アトランタオリンピック決勝でオランダに敗れ銀メダル[2]、2000年シドニーオリンピックは準決勝でユーゴスラビアに敗れ、3位決定戦でアルゼンチンを降し銅メダル[3]、2004年アテネオリンピックでは決勝でブラジルに敗れ銀メダルに終わり[4]、金メダルを獲得することはできなかった。
2000年代初頭まではFIVBランキング3位以内を維持していたものの[5]、アテネ以降の世代交代に失敗すると一転、低迷期に陥った。2007年欧州選手権後に前代表監督を呼び戻し、一時は代表を退いたベテラン選手を再招集した年齢層の高いチームで世界最終予選を戦い[6]、2008年北京オリンピックに出場したが3位決定戦でロシアに3-0のストレートで敗れ、4大会ぶりにオリンピックメダルを失う結果となった[7]。また2009年欧州選手権も10位に終わったため、次回大会は予選から参戦して本選出場権を獲得した。このように低迷が続いていたが2010年バレーボール男子世界選手権で4位につくと、2011年バレーボール男子欧州選手権で銀メダル、2011年バレーボールワールドカップで4位(3位のブラジルにセット率の差で惜しくも及ばず)とここ最近は安定した成績を残している。
過去の成績
オリンピックの成績
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世界選手権の成績
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ワールドカップの成績
欧州選手権の成績
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ワールドリーグの成績
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グラチャンの成績
歴代代表監督
- カルメロ・ピッテーラ(1978-1988年)
- フリオ・ベラスコ(1989-1996年)
- パウロ・ロベルト・デ・フレイタス(1996-1998年)
- アンドレア・アナスタージ(1999-2003年)
- ジャン・パオロ・モンターリ(2003-2007年)
- アンドレア・アナスタージ(2007- )
歴代代表選手
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脚注
- ^ “Confédération Européenne de Volleyball (CEV)”. FIVB. 2010年6月8日閲覧。
- ^ a b “Breve Storia della Nazionale Italiana Maschile”. FIPAV. 2010年6月8日閲覧。
- ^ “Italy settles for bronze”. CNNSI.com (2000年10月1日). 2010年8月8日閲覧。
- ^ “Golden Brazil win volleyball title”. CNN.com (2004年8月29日). 2010年8月8日閲覧。
- ^ “FIVB World Ranking - Men”. FIVB (2005年1月15日). 2010年8月8日閲覧。
- ^ “北京オリンピックバレーボール世界最終予選 - 対戦チーム イタリア”. TBS. 2010年6月8日閲覧。
- ^ “2008 Summer Olympics - Men's Volleyball”. SI.com (2008年8月23日). 2010年8月8日閲覧。
関連項目
参考文献
- 佐藤直司『コートの中のイタリア』コシーナブックス、2010年4月5日。ISBN 9784904620083。
外部リンク
- バレーボールイタリア男子代表
- イタリアバレーボール連盟 (FIPAV)