ニャチャン
ニャチャン Nha Trang | |
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ニャチャン・ビーチ | |
座標 : 北緯12度15分 東経109度11分 / 北緯12.250度 東経109.183度 | |
行政 | |
国 | ベトナム |
省 | カインホア省 |
ニャチャン | |
地理 | |
面積 | |
域 | 251 km2 |
人口 | |
人口 | (2005現在) |
域 | 350,375人 |
その他 | |
等時帯 | UTC/GMT +7 |
ニャチャン(ベトナム語:Nha Trang / 芽莊?)はベトナム南部、カインホア省(ベトナム語:Tỉnh Khánh Hòa / 省慶和?)の省都。風光明媚なビーチや島々があり、リゾート地としても有名である。ホーチミン市から北東へ約450km。面積251km²、人口350,375人(2005年)。
歴史
チャンパ王国時代には良質の漁港としてにぎわっていた。フランス領インドシナ時代には、フランス系の政府の要人用のリゾートとして開発された。ベトナム戦争時代にはアメリカ軍の軍港があり、激戦地となった。(アメリカ人には発音が難しく「ナトラング」と呼ばれていた)戦後はソ連の海軍基地となったカムラン湾がある。その後、社会主義政府の高級官僚用のリゾートとなる。ドイモイ経済改革により、外資企業による観光開発が盛んになり、現在も観光地、海沿いのリゾートとしてさらなる開発がすすんでいる。
観光
- ニャチャン・ビーチ:7km にわたる美しい砂浜はベトナムでも有数。年間を通じ好天が多いため、ベトナム随一のビーチリゾートとなっている。
- ニャチャン大聖堂:高台にあるカトリック教会。ステンドグラスが美しい。
- ポー・ナガール:チャンパ王国時代の遺跡。寺院であり、現在でも参拝に来る人が絶えない。ベトナム風のシヴァ神のレリーフがある。現在の建物は、10世紀頃のものである。
- アイランド・ホッピング・ツアーのある島々が沖合に広がり、ダイビング・スポットとしても有名である。
- ニャチャン海洋生物博物館:1923年カウダ区にフランス風コロニアル様式で建造された。水槽や標本室、文献室がある。水槽には地元海洋の様々な生物が飼育されている。さらに、本館の大展示室には海鳥や魚、珊瑚など、ホルマリンで保存された海洋生物の剥製を含む6万点もの標本が展示されている。また、ジュゴンのホルマリン漬けの標本も見る事ができる。
交通
- カムラン国際空港:従来はニャチャン空港を利用していたが、2004年より民間航空はカムラン国際空港を使用することになった。ニャチャン市街地より45km南に位置する。
- ベトナム鉄道南北線(統一鉄道) - ニャチャン駅
- シンカフェやキムカフェなどのバスを利用するとホーチミンから約5時間、ダラットから約3時間。