トーマストン級ドック型揚陸艦

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トーマストン級ドック型揚陸艦
USS Plymouth Rock, LSD-29
艦級概観
艦種 ドック型揚陸艦(LSD)
艦名 歴史上の史跡。一番艦はメイン州トーマストンに因む。
建造期間 1953年 - 1957年
就役期間 1954年 - 1992年
前級 カサ・グランデ級
次級 アンカレッジ級
性能諸元
排水量 満載:11,800 t
全長 160 m
全幅 26 m
吃水 5.8 m
機関
速力 最大22ノット以上
航続距離
乗員 士官18名、兵員330名
兵装 7.6cm連装砲8基

トーマストン級ドック型揚陸艦(トーマストンきゅうドックがたようりくかん、Thomaston class dock landing ship)は、アメリカ海軍ドック型揚陸艦。基本計画番号SCB-75、同型艦は8隻。

概要

第二次世界大戦中に建造されたアシュランド級に続く、アメリカ海軍としては二番目のドック型揚陸艦である。1950年代に建造された。アシュランド級より大幅に拡大された艦であり、満載排水量は5割り増し、速力も6ノット増の23ノットとなっている。

艦の前部に艦上構造物があり、後部がドックとなっている。ドックの後部にのみ、覆いとしてヘリコプター甲板が設けられている。

1950年代に就役し、アメリカ海軍からは1994年までに退役した。2隻がブラジル海軍に貸与されたが、これも2001年までに退役している。

同型艦

余生

スピーゲル・グローヴは、2002年フロリダ州フロリダキーズ連邦海洋保護区に人工漁礁として沈められ、2012年には観光資源として紹介されるに至っている[1]

脚注

  1. ^ “軍艦が10年で魚たちの楽園に、米フロリダ沖”. AFP. (2012年5月17日). http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2878388/8953754 2012年9月23日閲覧。 

関連項目

外部リンク