トヨタ東京ビル
トヨタ自動車東京本社ビル | |
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情報 | |
用途 | オフィス |
設計者 | 日建設計 |
施工 | 大林組、竹中工務店、清水建設 |
建築主 | トヨタ自動車 |
敷地面積 | 7,905.10 m² [1] |
建築面積 | 1,742.18 m² [1] |
延床面積 | 48,910.00 m² [1] |
階数 | 地下5階、地上19階、塔屋1階 |
高さ | 89m[2] |
竣工 | 1982年1月 |
所在地 |
〒112-8701 東京都文京区後楽1-4-18 |
座標 | 北緯35度42分13.2秒 東経139度44分55.8秒 / 北緯35.703667度 東経139.748833度座標: 北緯35度42分13.2秒 東経139度44分55.8秒 / 北緯35.703667度 東経139.748833度 |
トヨタ自動車東京本社ビル(トヨタじどうしゃ とうきょうほんしゃビル)は、東京都文京区後楽に建つ高層建築物である。
建築
1982年1月に竣工。愛知県に本社を置くトヨタ自動車工業の首都圏における拠点として計画されたが、同社が1982年7月にトヨタ自動車販売と統合することになり、統合新会社のトヨタ自動車の拠点となった[3]。
南側を外堀通り、北側は小石川後楽園に接し、JR中央線水道橋駅と飯田橋駅の概ね中間に位置する[4]。小石川後楽園からの斜線制限が設定されていることから、高層化を図るため総合設計制度の適用を受けた[3]。小石川後楽園との間には本ビルを含め4棟のビル所有者により後楽緑道が整備され、2010年には森ビル、東京都下水道局、コートレジデントタワー管理組合、住宅金融支援機構とともに、文京区より「第9回 文の京 都市景観賞 景観創造賞」を受賞した[5]。日経不動産マーケット情報とケンプラッツによる2011年の調査では延床面積1m2あたりのエネルギー消費量は1100メガジュールで、空調時間の短縮が功を奏し、東京都区部のオフィスビルのエネルギー消費の少なさでは三井住友海上新川ビルと並び首位であった[6]。
1983年には、日本建設業連合会主催の第24回BCS賞を受賞している[1]。
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小石川後楽園の左奥の茶色いビルがトヨタ自動車東京本社ビル
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本ビル裏手の後楽緑道
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本ビル脇にも、緑の空間が形成されている[7]
脚注
- ^ a b c d “第24回BCS賞受賞作品(1983年)トヨタ自動車株式会社東京ビル”. 日本建設業連合会. 2017年9月23日閲覧。
- ^ “トヨタ自動車東京本社ビル”. blue-style.com. 2017年9月23日閲覧。
- ^ a b “「NIKKEN×OFFICE」展トヨタ自動車東京本社”. 日建設計 (2010年7月). 2017年9月23日閲覧。
- ^ “東京本社”. トヨタ自動車. 2017年9月23日閲覧。
- ^ "後楽緑道、「第9回 文の京 都市景観賞 景観創造賞」受賞" (Press release). 森ビル. 16 February 2010. 2017年9月23日閲覧。
- ^ “【調査】省エネビル実質1位、三井住友海上新川ビルとトヨタ東京本社”. 日経不動産マーケット情報. (2011年7月22日) 2017年9月23日閲覧。
- ^ “区内の景観(1)トヨタ自動車東京本社ビル脇の緑地”. 文京区役所住環境課 (2014年4月1日). 2017年10月2日閲覧。