シンガポール標準時
シンガポール標準時(シンガポールひょうじゅんじ、英語: Singapore Standard Time,SST、マレー語: Waktu Piawai Singapura,WPS、中国語: 新加坡标准时间)はシンガポールで使用されている標準時。協定世界時より8時間進んでいる(UTC+8)。夏時間はない。
歴史
イギリス領マラヤの一部であったシンガポールは英領マラヤ標準時(UTC+7:30)を使用していた。
第二次世界大戦が始まり、シンガポールが日本に占領されると1942年2月15日に日本標準時(UTC+9)に移行した。その後、第二次世界大戦が終結し、イギリスによる統治に戻ると再びマラヤ標準時を採用した。
マレーシア政府は1981年12月31日にマレー半島の時刻を30分進めて東マレーシアと時刻を統一し、UTC+8とすることを宣言した。これに合わせてシンガポールもUTC+8へ移行することとなり、香港、台北、北京、マニラ、パースと同じ時間帯となった。そしてこの標準時をシンガポール標準時(SST)とした。
使用期間 | 協定世界時(UTC、1972年1月1日以前はGMT)との差 |
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1905年6月1日 – 1932年12月31日 | UTC+7 |
1933年1月1日 – 1941年8月31日 | UTC+7:20 |
1941年9月1日 – 1942年2月15日 | UTC+7:30 |
1942年2月15日 – 1945年9月11日 | UTC+9 |
1945年9月12日 – 1981年12月31日 | UTC+7:30 |
1982年1月1日 - 現在 | UTC+8 |
IANAのTime Zone Database
IANAのTime Zone Databaseには、シンガポールの標準時が1つ含まれている[1][2]。
国コード | 座標 | 時間帯ID | 注釈 | 協定世界時との差 | 夏時間 | 備考 |
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SG | +0117+10351 | Asia/Singapore | +08:00 | +08:00 |