ケルマデック海溝

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ケルマデック海溝(ケルマデックかいこう Kermadec Trench)は、南太平洋ケルマデック諸島の東にある海溝トンガ諸島の南からケルマデック諸島の東を経て、ニュージーランド北島の北東まで至る海溝であり、長さは約1,100km。主に北北東から南南西方向に伸びている。最大水深は1万mを超え、北はトンガ海溝に連なる。

インド・オーストラリアプレート(ケルマデックプレート)と太平洋プレートの境界であり、太平洋プレートがインド・オーストラリアプレート下に沈みこんでいる。2011年7月にはケルマディック諸島沖でM7.7の地震が発生した。また関連は不明だが、ニュージーランド南島でも同年の2月と6月にM6規模の地震、前年9月にM7規模の地震が太平洋プレート内の活断層において発生している[1]

脚注

  1. ^ <NZ地震>震度6強に相当…940ガル「阪神」並みの揺れ(毎日新聞2011年2月23日/事業継続(BCP)のための災害対策)