クッパ (料理)
クッパ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 국밥 |
発音: | ククパプ |
日本語読み: | くっぱ |
ローマ字: | Gukbap(文化観光部2000年式) |
クッパは韓国料理の一種。スープとご飯を組み合わせた雑炊のような料理。焼肉店での定番とも言われる。「クク」がスープ、「パプ」がご飯の意味。
日本
焼肉店での定番料理の一つであり、卵などが入ったあっさりとしたスープにご飯が入ったクッパと、辛めのスープにカルビが入ったカルビクッパが多く提供されている。
韓国
韓国のクッパと日本の焼肉店にあるクッパには大きな違いがある。日本の焼肉店にあるクッパはあっさりしたスープに卵などが入り、ご飯も最初から入っているが、韓国のクッパはスープとおかずとご飯がセットで供され、ご飯を自分で入れる(最初から入っているものもあるが、最近では別々がポピュラー)。スープは辛くないものもあり、ヤンニョム(合わせだれ)やキムチを入れて好みの辛さにしながら食べる。
クッパのうち醤油味のスープにご飯を加えたものをジャンクㇰパプと呼び、かならずキムチを添え、サンジョㇰ(散炙)という串焼きをのせることもある。地方によりバリエーションが多様で、京畿道のスンデ(ソーセージの一種。豚の腸にもち米や春雨を詰めたもの)が入った「スンデクッパ」、釜山など慶尚道に見られる豚肉が入った「テジ(豚)クッパ」、全羅北道全州の豆もやしがたっぷり入った「コンナムル(豆もやし)クッパ」、平安道(北朝鮮領)の肉のスープに緑豆の煎(ジョン)と炒めた豆腐を載せた「温飯」(オンパン)などが特に有名である。