ウォッチドッグスシリーズ

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ウォッチドッグスシリーズ
Watch Dogs series
ジャンル クライムアクション
アクションアドベンチャー
発売元 ユービーアイソフト
対応機種
1作目 ウォッチドッグス
2014年5月27日
最新作 ウォッチドッグス レギオン
2020年10月29日
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ウォッチドッグスシリーズ: Watch Dogs series)は、フランスユービーアイソフトから発売されているオープンワールドゲームシリーズ。

概要[編集]

ウォッチドッグスシリーズは現代社会をモデルとしたオープンワールド型のマップが用意されており、市民の持つスマートフォンや都市内の様々な乗り物や設備などにハッキングを仕掛けてゲームを進めていくことが特徴的な作品となっている。

ちなみに同社のアサシン クリードシリーズ現代編のアブスターゴ社とそのCEOがウォッチドッグスにも登場することから世界線は同じであることが確認できる。また、競合作品のグランド・セフト・オートシリーズのように自由度が高く、車両やバイクを盗んで乗ったり、作品によってはドローンを使用したりすることができる。全作品で殺人盗み、銃撃戦などの犯罪描写やグロテスクシーンがあるため、全シリーズ「CERO:Z」指定となっている。

映画化[編集]

アメリカのロサンゼルスで毎年6月頃に開催されているゲームショーE3 2016」で『ウォッチドッグス』と『ウォッチドッグス2』を映画化すると発表された[1]

シリーズ作品[編集]

発売の年表
2014ウォッチドッグス
ウォッチドッグス バッド・ブラッド
2015
2016ウォッチドッグス2
2017
2018
2019
2020ウォッチドッグス レギオン
ウォッチドッグス レギオン ブラッドライン

全シリーズ、一つの世界観として描かれている。

ウォッチドッグス[編集]

2014年に発売されたシリーズ1作目である[2]。シリーズ唯一のWii Uで発売された。舞台はアメリカ合衆国シカゴとなっている[3]。発売日は当初2013年11月19日だったが延期され[4]、米国では2014年5月27日、日本国内では6月26日に発売された。

Wii U版は2014年11月18日に発売となった。日本国外では初週売上400万本を記し、ユービーアイソフトの2014年度第二四半期の業績報告では900万本出荷を達成したと発表された[5]。これは新規タイトルとしてはゲーム業界最大のセールス記録になっている[6]

ウォッチドッグス2[編集]

2016年に発売されたシリーズ2作目である。前作より明るい作風となっており、舞台はアメリカ合衆国のサンフランシスコとなっている。

ウォッチドッグス レギオン[編集]

2020年に発売されたシリーズ3作目[7]舞台欧州連合(EU)離脱後のイギリスロンドンとなっている[8]

評価[編集]

集計レビュー得点
ゲーム名 Metacritic
ウォッチドッグス (PC) 77/100
(PS4) 80/100
(XONE) 78/100
(Wii U) 62/100
ウォッチドッグス2 (PC) 75/100
(PS4) 82/100
(XONE) 81/100
ウォッチドッグス レギオン (PC) 72/100[9]
(PS4) 70/100[10]
(PS5) 66/100[11]
(XONE) 76/100[12]
(XSX) 74/100[13]

コミカライズ[編集]

Watch Dogs Tokyo
原作:白土晴一 / 漫画:鴨修平 / 掲載誌:くらげバンチ / 2022年4月12日 - 連載中[14]

脚注[編集]

  1. ^ G.Suzuki (2016年6月14日). “【E3 2016】Ubisoft、『Watch Dogs』と『Watch Dogs 2』映画化決定!”. Game*Spark. イード. 2019年6月15日閲覧。
  2. ^ Chihiro (2014年4月28日). “「ウォッチドッグス」のゲーム詳細第1弾が公開に。ストーリーや舞台設定,主人公ら登場キャラクターの情報などを紹介”. 4gamer.net. 株式会社Aetas. 2019年6月15日閲覧。
  3. ^ Rusty (2014年6月21日). “『ウォッチドッグス』のリアリティに満ちた世界観をレビュー! 近い将来“現実に起こり得る”と思わせる説得力が、そこには存在した”. 電撃オンライン. KADOKAWA. 2019年6月15日閲覧。
  4. ^ Stephany Nunneley (2013年10月15日). “Watch Dogs and The Crew have been delayed into spring 2014”. VG247. 2019年6月15日閲覧。
  5. ^ 水京 (2014年10月31日). “『Watch Dogs』Wii U版リリースを前に出荷数900万本突破、3ヶ月で100万本増”. Game*Spark. イード. 2019年6月15日閲覧。
  6. ^ 【ウォッチドッグス】先行発売された海外で初週400万本以上のセールスを記録! 新規IPの販売本数記録を更新!! - 『ウォッチドッグス』特設サイト “_インサイド ウォッチドッグス””. ファミ通.com. Gzブレイン. 2019年6月15日閲覧。
  7. ^ 「ウォッチドッグス レギオン」発売日”. Ubisoft Support. 2020年2月22日閲覧。
  8. ^ Arkblade (2019年6月5日). “シリーズ新作『Watch Dogs Legion』海外向け正式告知!E3にて続報”. Game*Spark. イード. 2019年6月15日閲覧。
  9. ^ Watch Dogs: Legion for PC Reviews”. Metacritic. 2020年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月13日閲覧。
  10. ^ Watch Dogs: Legion for PlayStation 4 Reviews”. Metacritic. 2021年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月13日閲覧。
  11. ^ Watch Dogs: Legion for PlayStation 5 Reviews”. Metacritic. 2020年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
  12. ^ Watch Dogs: Legion for Xbox One Reviews”. Metacritic. 2020年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月13日閲覧。
  13. ^ Watch Dogs: Legion for Xbox Series X Reviews”. Metacritic. 2021年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月27日閲覧。
  14. ^ UBISOFT_JAPANの2022年4月12日のツイート2022年11月10日閲覧。

関連項目[編集]