さらば箱舟
| さらば箱舟 | |
|---|---|
| Farewell to the Ark | |
| 監督 | 寺山修司 |
| 脚本 |
岸田理生 寺山修司 |
| 原作 | ガブリエル・ガルシア＝マルケス 『百年の孤独』 |
| 製作 |
九条今日子 佐々木史朗 砂岡不二夫 |
| 出演者 | 山崎努 |
| 音楽 | J・A・シーザー |
| 撮影 | 鈴木達夫 |
| 編集 | 山地早智子 |
| 製作会社 |
ATG[1] 人力飛行機舎[1] 劇団ひまわり[1] |
| 配給 | ATG[1] |
| 公開 |
 1984年9月8日[1] |
| 上映時間 | 127分[1] |
| 製作国 |
日本 |
| 言語 | 日本語 |
『さらば箱舟』（さらばはこぶね、Farewell to the Ark）は、1984年に公開された寺山修司監督の日本のミステリー映画。
ガブリエル・ガルシア＝マルケスの小説『百年の孤独』の映画化作品[2]。
1985年第38回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された[3][4]。
1986年第36回ベルリン国際映画祭フォーラム部門で上映された。
2015年第28回東京国際映画祭「寺山修司生誕80年 TERAYAMA FILMS」で上映された[5]。
キャスト
以下の出演者名と役名は特に記載がない限りKINENOTEに従った[1]。
- 山崎努 - 時任捨吉
- 小川真由美 - 時任スエ
- 原田芳雄 - 時任大作
- 高橋洋子 - テマリ
- 天本英世 - 鋳掛屋
- 石橋蓮司 - 時任米太郎
- 小松方正 - 犬憑きの修験者
- 宮口精二 - 老人
- 新高けい子 - ツバナ
- 高橋ひとみ - チグサ
- 若松武 - ダイ
- 美加理[6]
- 牧野公昭 - 鍛冶屋の六
- 江幡高志 - 木村弁護士
- 榎木兵衛 - 蝋燭屋の茂吉
- 三上博史 - 下男アダ
- ギリヤーク尼ヶ崎[6] - 旅芸人の座長[7]
- 蘭妖子 - 時任ハナ
- 斎藤正治 - 視学官
- 根本豊 - 書生の林
- 福士恵二 - 作男ズンム
- 矢口桃 - 六の妻ミツ
- 末次章子 - 茂吉の妻グミ
- 加藤土代子 - 時任トメ
- 大林真由美 - 下女咲
- 斉藤優一 - 少年時代の大作
- 大山レオナ - 少年時代のダイ
- 松田政男 - 電気工事夫
スタッフ
以下のスタッフ名等は特に記載がない限りKINENOTEに従った[1]。
- 製作：九条今日子、佐々木史朗、砂岡不二夫
- 企画：多賀祥介
- 監督：寺山修司
- 原作：ガブリエル・ガルシア＝マルケス『百年の孤独』より[2]
- 脚本：寺山修司、岸田理生
- 撮影：鈴木達夫
- 音楽：J・A・シーザー
- 美術：池谷仙克
- 装画：合田佐和子
- 録音：木村勝英
- 助監督：榎戸耕史
- 編集：山地早智子
受賞
- 1984年度 第8回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞 - 山崎努（『お葬式』『さらば箱舟』）[8]
- 1984年度 第27回ブルーリボン賞 主演男優賞 - 山崎努（『お葬式』『さらば箱舟』）[9]
- 1984年度 第39回毎日映画コンクール男優主演賞 - 山崎努（『お葬式』『さらば箱舟』）[10]
- 1984年度 第58回キネマ旬報 主演男優賞 - 山崎努（『お葬式』『さらば箱舟』）[11]
- 1984年度 第58回キネマ旬報 日本映画ベスト・テン5位 -『さらば箱舟』（寺山修司監督）[11]
- 1984年度 第6回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン7位 -『さらば箱舟』（寺山修司監督）[12]
脚注
- ^ a b c d e f g h kinenote.
- ^ a b allcinema.
- ^ “Festival de Cannes: Farewell to the Ark”. festival-cannes.com. 2020年12月18日閲覧。
- ^ “IMDB.com: Awards for Farewell to the Ark”. imdb.com. 2020年12月18日閲覧。
- ^ 寺山修司生誕80年 TERAYAMA FILMS - 第28回東京国際映画祭公式サイト、2021年12月13日閲覧
- ^ a b 国立映画アーカイブ.
- ^ JMDb.
- ^ 第8回日本アカデミー賞優秀作品 - 日本アカデミー賞公式サイト、2021年12月13日閲覧
- ^ "１９８４年 第２７回 ブルーリボン賞". allcinema. 2021年12月13日閲覧。
- ^ "毎日映画コンクール 第39回（1984年）". 毎日新聞社. 2021年12月13日閲覧。
- ^ a b "キネマ旬報ベスト・テン1984年・第58回". キネマ旬報社. 1984年. 2021年12月13日閲覧。
- ^ １９８４年度 日本映画ベストテン - ヨコハマ映画祭公式サイト、2021年12月13日閲覧
参考文献
- “さらば箱舟”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2021年12月13日閲覧。
- “さらば箱舟”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2021年12月13日閲覧。
- Y. Nomura. “さらば箱舟”. JMDb. JMDb. 2021年12月13日閲覧。
- “さらば箱舟”. 国立映画アーカイブ. 独立行政法人国立美術館. 2021年12月13日閲覧。
外部リンク
- さらば箱舟 - allcinema
- さらば箱舟 - 日本映画データベース
- さらば箱舟 - KINENOTE
- Farewell to the Ark - IMDb（英語）
- さらば箱舟 - 国立映画アーカイブ