Team Miles
Team Miles | |
---|---|
所属 | Miles Space, LLC |
公式ページ | 公式ウェブサイト |
状態 | 計画 |
目的 | 推進技術と通信の実証 |
打上げ機 | SLS Block 1 |
打上げ日時 | 2022年11月(予定) |
物理的特長 | |
本体寸法 | 10×20×30 cm |
質量 | 14 kg[1] |
主な推進器 |
プラズマスラスタConstantQ × 12 |
軌道要素 | |
周回対象 | 太陽 |
Team Milesは6Uのキューブサット規格の超小型衛星で、深宇宙でプラズマスラスタを使った航法を実証する。
Team Milesは2017年、NASAが主催するコンテストCubeQuest Challengeを通してスペース・ローンチ・システムの初打ち上げに相乗りするミッションに選定された[2]。 Team Milesは2022年に予定されているアルテミス1号で運ばれる10機のキューブサットのうちの一つで、月近傍で太陽周回軌道に投入される。
推進系
衛星の推進系にはFluid and Reason, LLCを率いるウェスリー・ファラーが発明したイオンエンジン、ConstantQ Model Hが使用される[3][4]。これは宇宙機用の電気推進の一種である。エンジンはプラズマとレーザースラスタのハイブリッドで、イオン化したヨウ素を燃料に使う[5]。
脚注
- ^ “A 6U CubeSat for Lunar Orbit and Beyond” (英語). カリフォルニア・ポリテクニック州立大学サンルイスオビスポ校 (2016年5月5日). 2022年8月24日閲覧。
- ^ “NASA selects three teams to fly their cubesats on first SLS mission” (英語). SpaceNews (2017年6月9日). 2022年9月19日閲覧。
- ^ “ConstantQ Spacecraft Propulsion”. Fluid and Reason, LLC. 2022年8月23日閲覧。
- ^ “Cube Quest Challenge Spotlight: Team Miles”. NASA (2017年5月19日). 2022年8月23日閲覧。
- ^ “Tampa team enters new Space Race with cube satellite” (英語). Fox 13タンパベイ (2017年5月12日). 2022年8月23日閲覧。
関連項目
- アルテミス1号に相乗りする10機のキューブサット
- ArgoMoon
- BioSentinel
- CuSP
- EQUULEUS
- LunaH-Map
- Lunar IceCube
- LunIR
- OMOTENASHI
- Team Miles
- ピギーバック衛星
- 小型衛星