MARS (GACKTのアルバム)

「Vanilla」
『MARS』
Gackt のスタジオ・アルバム
リリース	2000年4月26日
ジャンル	ロック
時間	49分52秒
レーベル	日本クラウン
プロデュース	Gackt
チャート最高順位
	3位（オリコン）;
Gackt アルバム年表
『MARS』収録のシングル
	「Vanilla」; リリース: 1999年8月11日; 「Mirror」; リリース: 2000年2月9日; 「OASIS」; リリース: 2000年2月16日;
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『MARS』（マーズ）は、2000年 4月26日に発表されたGacktのソロ2枚目のアルバムで、初のフル・アルバムである。

概要

ソロアーティストとなったGacktが、前年に所属事務所との対立から体調を崩し入院、その後復帰して本作を発表した。2ndシングル「Vanilla」をはじめ、活動再開にあたって、2週連続でリリースされた3rdシングル「Mirror」、4thシングル「OASIS」の3曲と、他9曲を収録(1曲目の「Ares」と7曲目の「freesia 〜op.2〜」は共に、インストゥルメンタル)。

当初、初回限定盤とは別に廉価の通常盤の発売予定があったが中止となり、初回限定盤廃盤の後に、2005年 9月23日に再発売されている。

また、2006年 10月25日には『Gackt PREMIUM COLLECTION』の第1弾としてSACDで発売された。

「U+K」、「freesia」は作曲において、MALICE MIZER時代から交流のある島田陽平との共作の形を採っている。「U+K」、「絵夢〜for my dear〜」は、MALICE MIZERの中で親交の深かったKamiの死を悼んで制作された曲と言われている。また、「Asrun Dream」、「dears」、「OASIS」は2009年にパチンコの景品として流通した『「SLO-PACHINKO GLADIATOR EVOLUTION」Original Soundtrack』で再録された。

収録曲

Ares (1:34)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C、Chachamaru

インスト曲。アウトロが次曲へつながっている。
Asrun Dream (4:27)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C、chachamaru
絵夢〜for my dear〜 (6:04)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C、chachamaru

後に、ベストアルバム『BEST OF THE BEST vol.1 -MILD-』で再録バージョンとして収録された。
U+K (4:20)
作詞：Gackt.C、作曲：Gackt.C、SHIMADA YOHEI、編曲：Gackt.C、chachamaru
Vanilla (MARS Ver.) (5:25)
作詞・作曲・編曲：Gackt.C

2ndシングルのアルバムバージョン。
freesia 〜op.1〜 (2:38)
作詞：Gackt.C、作曲：Gackt.C、SHIMADA YOHEI、編曲：Gackt.C、chachamaru
freesia 〜op.2〜 (1:56)
作詞：Gackt.C、作曲：Gackt.C、SHIMADA YOHEI、編曲：Gackt.C、chachamaru

インスト曲。
Illness Illusion (3:11)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C、chachamaru
Mirror (MARS Ver.) (5:25)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C、chachamaru

3rdシングルのアルバムバージョン。2週連続リリースの1週目に発売された。
dears (4:18)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C、chachamaru

GUNDAM THE RIDE ‐A BAOA QU‐主題歌。アウトロが次曲へつながっている。後に、8thシングル「再会〜Story〜」ではライブバージョン、5thアルバム『Love Letter』ではアコースティックバージョンとして収録された。また、ライブツアーTHE BEST OF BEST vol.1の横浜アリーナ7月4日公演にて11年ぶりに演奏した。
OASIS (MARS Ver.) (4:38)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C、chachamaru

4thシングル。2週連続リリースの2週目に発売された。アルバムバージョンで、イントロが短くカットされている。
この誰もいない部屋で (7:12)
作詞・作曲：Gackt.C、編曲：Gackt.C, chachamaru

収録時間は7分12秒とGacktの作品では最も長い。後に、ベストアルバム『THE SEVENTH NIGHT 〜UNPLUGGED〜』にて、アコースティックバージョンで収録された。