BACK TO THE STREET

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BACK TO THE STREET
佐野元春スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル EPIC・ソニー
プロデュース 小坂洋二
佐藤文彦
佐野元春 アルバム 年表
BACK TO THE STREET
(1980年)
Heart Beat
(1981年)
『BACK TO THE STREET』収録のシングル
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BACK TO THE STREET』(バック・トゥ・ザ・ストリート)は、1980年4月21日EPIC・ソニーから発売された佐野元春の1枚目のアルバム。

概要[編集]

音楽プロデューサー広告代理店を経て、1980年に「アンジェリーナ」でレコードデビューした佐野元春のファースト・アルバム。

アルバムジャケット写真は、神奈川県民ホール裏手にあったブティック「赤い靴」で撮影されたが1996年に区画整理の為取り壊され現存しない。

2013年2月20日には、Blu-spec CD2で再発売された。[1]

収録曲[編集]

全作詞・作曲: 佐野元春。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.夜のスウィンガー(-Night Swinger-)佐野元春佐野元春伊藤銀次
2.ビートでジャンプ(-The Beat City)佐野元春佐野元春伊藤銀次
3.情けない週末(-Rainy Day Weekend-)佐野元春佐野元春大村雅朗
4.プリーズ・ドント・テル・ミー・ア・ライ(-Please Don't Tell Me A Lie-)佐野元春佐野元春伊藤銀次
5.グッドタイムズ&バッドタイムズ(-Good Times & Bad Times-)佐野元春佐野元春大村雅朗
6.アンジェリーナ(-Angelina-)佐野元春佐野元春大村雅朗
7.さよならベイブ(-Sayonara Babe-)佐野元春佐野元春大村雅朗
8.バッド・ガール(-Bad Girl-)佐野元春佐野元春大村雅朗
9.バック・トゥ・ザ・ストリート(-Back To The Street-)佐野元春佐野元春伊藤銀次
10.ドゥー・ホワット・ユー・ライク (勝手にしなよ)(-Do What You Like-)佐野元春佐野元春佐野元春
合計時間:

楽曲解説[編集]

  1. 夜のスウィンガー[注 1] -Night Swinger-[注 2]
  2. ビートでジャンプ -The Beat City-
  3. 情けない週末 -Rainy Day Weekend-
    • この曲は佐野が中高生時代[3]の時に書いたもので、これを知った「LEON」編集長の前田洋一郎は歌詞の内容と書かれた時期のギャップに驚く趣旨の発言をした[4]。インタビューで佐野が語ったところによると後述の「Do What You Like (勝手にしなよ)」や後にリリースされた「グッドバイからはじめよう」「君がいなくちゃ」なども同時期に書いたという[5][6]
    • スガシカオ[7]千原ジュニア[8]がこの曲を気に入っている事を述べている。
  4. プリーズ・ドント・テル・ミー・ア・ライ -Please Don't Tell Me A Lie-
  5. グッドタイムズ&バッドタイムズ -Good Times & Bad Times-
  6. アンジェリーナ -Angelina-
    • デビューシングル。
  7. さよならベイブ -Sayonara Babe-
    • デビューシングルのC/W曲。
  8. バッド・ガール -Bad Girl-
  9. バック・トゥ・ザ・ストリート -Back To The Street-
    • コーラスに佐野と同じEPIC・ソニーに所属していた山本翔が参加している。
  10. ドゥー・ホワット・ユー・ライク (勝手にしなよ) -Do What You Like-

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 曲名は、公式サイトに掲載されている表記に順ずる[2]
  2. ^ 英語表記は、2021年6月16日に発売されたボックスセット「佐野元春 ザ・コンプリート・アルバム・コレクション 1980-2004」のブックレットに記載されている。

出典[編集]

  1. ^ BACK TO THE STREET【Blu-spec CD2】”. 佐野元春 | ソニーミュージックオフィシャルサイト. 2021年5月28日閲覧。
  2. ^ バック・トゥ・ザ・ストリート
  3. ^ 書籍などによっては「14歳」「16歳」とそれぞれ異なった書かれ方がされている。
  4. ^ ミュージシャン 佐野元春インタビュー | 著名人 | LEON.JP LEON.JP
  5. ^ 佐野元春が40年の歩みを語る 言葉・メロディ・ビートへの意識と挑戦マイナビニュース What's In? tokyo 2020年11月7日配信 2021年6月16日閲覧
  6. ^ 佐野元春 デビュー40周年を前にシンガー・ソングライターとしての新境地を魅せた新作『或る秋の日』を語る。What's In? tokyo 2019年10月10日配信 2021年6月16日閲覧
  7. ^ 佐野元春 : オフィシャル・ファンサイト - Moto's Web Server 最新ニュース 過去のトピックス|Vol.1 2007
  8. ^ 関ジャム 完全燃SHOW 2016年5月1日放送回 goo

外部リンク[編集]