Apache Derby

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Apache Derby
開発元 Apacheソフトウェア財団
最新版 10.10.2.0 / 2014年4月17日(7か月前) (2014-04-17
プラットフォーム Java
種別 RDBMS
ライセンス Apache Software License 2.0
公式サイト The Apache Derby Project
テンプレートを表示

Apache Derby(アパッチ・ダービー)は、IBMから寄贈されたCloudscapeソースコードを元に、 Apacheソフトウェア財団によってプログラムの開発が進められている、Java技術で実装されたRDBMSソフトウェア

歴史[編集]

1996年
Cloudscape Inc. 設立
1997年
Cloudscape Inc. よりJBMSという名称でリリースされ、その後Cloudscapeと改名。
1999年
Informix Software, Inc.により、Cloudscape Inc が買収される。
2001年
IBMInformixからCloudscapeを含むDBMSのソフトウェア資産を買収。IBM Cloudscapeとブランド名称が変更されリリースが続けられる。主に、IBM製品の組み込みDBMSとして使われる。
2004年
IBMよりソースコードがApacheソフトウェア財団に寄贈される。
2005年
incubationを卒業してApache DBのsubprojectとなる。
サン・マイクロシステムズがApache Derbyを基にしたJava DBを提供することを発表。
2006年
サン・マイクロシステムズがJDK 6にJava DBを同梱することを発表。
2007年
IBMがCloudscapeの販売終了を決定。[1]

特徴[編集]

  • Java技術により実装されている。
  • APIとしてJDBCを提供する。特に10.2.2.0より提供されるバイナリはJDBC4.0をサポートする。

構成[編集]

  • EngineとNetwork Server、Network Clientおよびツール群から構成される。

Engine[編集]

Network Server/Network Client[編集]

  • DRDAを実装しており、Engineをnetwork経由で利用する機能を提供する。
  • JDBCODBC/CLIPHP/Perlからの利用が可能。

ツール群[編集]

ij[編集]

Derbyのデータベースに接続してSQLを発行する。

dblook[編集]

データベースからDDL文を抽出する。

sysinfo[編集]

Javaの実行環境に関する情報とDerbyのバージョン情報を表示する。


利用[編集]

Apache Derbyに付加価値を加えて商品化したCloudscapeJava DBを、IBMサン・マイクロシステムズがそれぞれ提供している。

また様々な製品やプロジェクトにて、Apache Derbyは組み込まれたDBMSとして使われている/DBMSとして利用可能である。[4]

雑学[編集]

Apache Derbyのロゴはダービー帽に掛けている。

参考文献[編集]

Apache Derby Projectのサイト
The Apache Derby Project
Cloudscapeのサイト
IBM Cloudscape
Java DBのサイト
Java DB

関連項目[編集]