アリシドン
| アリシドン | |
|---|---|
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 黒鹿毛 |
| 生誕 | 1945年3月15日 |
| 死没 | 1963年9月10日 |
| 父 | Donatello |
| 母 | Aurora |
| 母の父 | Hyperion |
| 生国 | |
| 生産 | 第17代ダービー伯爵 |
| 馬主 | 第17代ダービー伯爵 →第18代ダービー伯爵 |
| 調教師 | Walter Earl |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 17戦11勝 |
| 獲得賞金 | 3万7201ポンド |
アリシドン(Alycidon、1945年 - 1963年)はイギリスの競走馬。大馬産家として知られる第17代ダービー伯爵最後の傑作であり、長距離三冠等に勝つなど活躍、20世紀の最強ステイヤーとしての声も高い。種牡馬としても成功。
目次 |
[編集] 経歴
16.5ハンド(約168cm)の雄大な馬体を誇っていたが、反面仕上がりが遅かった。1947年の秋に競走馬としてデビューしたが2戦してともに着外に終わった。翌1948年の初戦も着外に終わったが、2戦目のクラシックトライアルステークスを優勝し初勝利を挙げた。管理調教師のウォルター・アールはこの年の春にはクラシックへ出走させない方針をとった。2000m以上のレースを5戦して3勝(ロイヤルスタンドステークス、プリンセスオブウェールズステークス、セントジョージステークス)という成績を残し、9月にイギリスクラシック三冠最終戦のセントレジャーステークスに出走。ブックメーカーが提示したオッズは14頭中6番目(20:1)であったが、2着に健闘した。その後アリシドンはジョッキークラブステークス、キングジョージVIステークスを連勝し、10戦6勝でこの年のシーズンを終えた。この年、アリシドンはジョッキークラブが発表した3歳フリーハンデでセントレジャーステークス優勝馬のブラックタークインに次ぐ第2位に格付けされた。
翌1949年、アリシドンはステイヤーとしての本領を発揮し始めた。オーモンドステークス(2800m)、コーポレーション(3600m)を連勝した後、6月に当時のイギリスにおいてクラシックに次いで重要視されていたゴールドカップ(4000m)に出走。ブックメーカーが提示したオッズは5:4でブラックタークイン(1:1)のほうが低かったが、レースでは同馬に5馬身の着差をつけて優勝した。翌7月のグッドウッドカップ(4200m)でもブラックタークインに先着し優勝。9月になり、アリシドンは当時のイギリスにおいてゴールドカップ、グッドウッドカップとともに「長距離三冠競走」の一つであったドンカスターカップに出走。2着馬に8馬身の着差をつけ優勝し、1879年のアイソノミー以来70年ぶりに長距離三冠を達成した。アリシドンはこの競走を最後に競走馬を引退し、種牡馬となった。
引退後はダービー伯爵のウッドランド牧場で種牡馬として供用され1955年には産駒のメルドがイギリス牝馬クラシック三冠を達成する活躍を見せ、イギリスリーディングサイアーに輝いた。アリシドンは父のドナテッロや祖父のブランドフォードに似て交尾への意欲が極めて低い馬であった。晩年は受胎率も低下し、1963年に株所有者の話し合いによってシンジケートが解散された。その直後の同年9月10日、アリシドンはウッドランド牧場において銃殺された。
[編集] 主な産駒
- メルド(イギリス牝馬クラシック三冠)
- アルサイド(セントレジャーステークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス)
- ホームワンドバウンド(オークス、本邦輸入種牡馬スイフトスワローの母)
- トワイライトアレイ(アスコットゴールドカップ)
- アルメリア(ヨークシャーオークス)
- ハイパーチ(ウインストンチャールズステークス)
[編集] ブルードメアサイアーとしての主な産駒
[編集] 血統表
| アリシドンの血統 ブランドフォード系・1号族(1-w)/Swynford4×3=18.75% Canterbury Pilgrim5×4.5=12.50% | |||
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父
Donatello 1934 栗毛 |
Blenheim 1927 黒鹿毛 |
Blandford | Swynford |
| Blanche | |||
| Malva | Charles o'Malley | ||
| Wild Arum | |||
| Delleana 1925 栗毛 |
Clarissimus | Radium | |
| Quintessence | |||
| Duccia di Buoninsegna | Bridge of Earn | ||
| Dutch Mary | |||
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母
Aurora 1936 栗毛 |
Hyperion 1930 栗毛 |
Gainsborough | Bayardo |
| Rosedrop | |||
| Selene | Chaucer | ||
| Serenissima | |||
| Rose Red 1924 栗毛 |
Swynford | John o'Gaunt | |
| Canterbury Pilgrim | |||
| Marchetta | Marco | ||
| Hettie Sorrel | |||
[編集] 参考文献
- 原田俊治『世界の名馬』 サラブレッド血統センター、1970年