100さいの機関車
『100さいの機関車(汽車のえほん20) 』(ひゃくさいのきかんしゃ(きしゃのえほん20))Very Old Engines
概要
イギリスのウィルバート・オードリー牧師が1965年に発表した汽車のえほんシリーズの第20巻。4話の短編作品を収録した低学年の児童向け絵本。挿絵はガンバー&ピーター・エドワーズが担当。ポプラ社から1980年10月に日本語訳が出版されていたが、2004年頃絶版。2010年12月にミニ新装版が発売された。
収録作品
- 百年まえのスカーローイ(Crosspatch )
- あばれんぼうのスカーローイ(Bucking Bronco )
- どろくさいじだいおくれ(Stick-In-The-Mud )
- ダックと公爵(Duck and Dukes )
登場機関車
テレビシリーズの機関車紹介と重複する解説は省略、本巻の内容で特筆すべきものを紹介。
- メインキャラクター
詳細は「こうざんてつどう・スカーローイ鉄道」を参照
- スカーローイ 100年前に製造された時は車輪が4個で機関室が無く、生意気で向こう見ずな性格だった。後に従輪と機関室を付ける改造が行われた。
- リーニアス
- ピーター・サム
- サー・ハンドル
- ダンカン
- ラスティー
- ダック
- サブキャラクター
- タリリン
- ドルゴッホ
- ニール スカーローイの思い出話に登場する、今は無きソドー&メインランド鉄道の二号機関車。四角い車体で機関室が無い変わった形状で、ニールソン社製の小型機関車を参考にしたと思われる。なお、彼はスカーローイ鉄道の事を「ちんまり鉄道」と呼んでおり、後にちんまり鉄道と訳されるアールズデイル鉄道との混乱の元になっている。この巻のみに登場。