門脇町 (石巻市)

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門脇町
旧門脇小学校の外観。
旧門脇小学校の外観。
門脇町の位置(宮城県内)
門脇町
門脇町
北緯38度25分24.5秒 東経141度18分33秒 / 北緯38.423472度 東経141.30917度 / 38.423472; 141.30917
日本の旗 日本
都道府県 宮城県旗 宮城県
市町村 石巻市の旗 石巻市
地域 石巻本庁
地区 新門脇地区[1]
設置 1966年昭和41年)5月1日[2]
面積
 • 合計 0.50 km2
人口
2022年令和4年)2月末時点)[3]
 • 合計 538人
 • 密度 1,100人/km2
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
986-0834[4]
市外局番 0225[5]
ナンバープレート 宮城

門脇町(かどのわきちょう)は、宮城県石巻市にある町名であり、門脇町1丁目から門脇町5丁目を擁する[6]。郵便番号は986-0834[4]2022年令和4年)2月末時点での人口は538人、世帯数は282世帯である[3]

概要[編集]

石巻市の南東に位置する町丁で、住所としては1966年昭和41年)5月1日に成立し、それ以前は門脇字海門寺前・本町・九軒町・後町・浜横町・山岸・中道上下・善海田の各一部であった。日和山丘陵麓の東側と南側にかけてを範囲とする[6]。地区の東を旧北上川が南流し、石巻湾に出る。また、それと並行して県道7号が通り、県道に沿って住宅や商店が密集していたが東日本大震災の影響もあってか、現在は当時の跡形もなくなっている[6]

2022年令和4年)現在、石巻南浜津波復興祈念公園の一角として整備されている。

歴史[編集]

学校[編集]

域内に学校はないが、市立の公立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

番地 小学校 中学校
全域 石巻市立石巻小学校 石巻市立石巻中学校

施設[編集]

石巻南浜津波復興祈念公園の門脇口。

交通[編集]

鉄道[編集]

域内に鉄道は通っていないが最寄り駅はJR石巻駅石巻線仙石線仙石東北ライン)である[6]

道路[編集]

人口[編集]

2022年令和4年)2月末時点の石巻市の住民基本台帳による町内会ごとの人口及び、世帯数は以下の通りである[3]

町丁 世帯数〔人〕 男性〔人〕 女性〔人〕 合計〔人口〕
門脇町1丁目 48 50 44 94
門脇町2丁目 25 27 37 64
門脇町3丁目 70 63 69 132
門脇町4丁目 18 18 17 35
門脇町5丁目 121 110 103 213

東日本大震災[編集]

門脇町は石巻湾に面しておりいるため、東北地方太平洋沖地震に伴う津波で大きな被害を受け、その被害は場所によっては7m浸水した箇所があるなど甚大なものであった[8]

また、震度は6弱を記録し、域内の犠牲者は99人であった[9]

脚注[編集]

  1. ^ 新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業の事業計画の変更(第4回変更)について”. 石巻市 (2018年7月11日). 2022年3月23日閲覧。
  2. ^ 角川日本地名大辞典 1979, p. 600.
  3. ^ a b c 人口・世帯数(最新版)”. 石巻市. 2022年3月23日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2022年3月23日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2020年12月10日閲覧。
  6. ^ a b c d 角川日本地名大辞典 1979, p. 601.
  7. ^ 石巻市立小学校及び石巻市立中学校の通学区域に関する規則”. 石巻市. 2020年12月10日閲覧。
  8. ^ 後藤洋三「石巻市門脇・南浜地区の事業所と住民の津波避難行動」『土木学会論文集A1(構造・地震工学)』第71巻第4号、土木学会、2015年、I_930-I_942(図-4, 図-5)、doi:10.2208/jscejseee.71.I_930NAID 130005100279 
  9. ^ 石巻市-2 災害状況の整理(東日本大震災の災害検証) (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]