網地島ライン

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網地島ライン 株式会社
Ajishima Line Co., Ltd.
 Ajishima Line Ishinomaki Terminal.JPG
本社と旅客ターミナルを兼ねる石巻港の建物。
(2010年6月22日)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
986-0834
宮城県石巻市門脇町3-1-19
北緯38度25分10.4秒
東経141度18分38.2秒
業種 海運業
事業内容 一般旅客定期航路事業
代表者 代表取締役社長 安倍友一
外部リンク http://www12.ocn.ne.jp/~ajishima/
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旅客ターミナルと道路を挟んで面する船着場。
(2010年6月22日)
乗船券。下船時に回収される。
(2010年6月22日)

網地島ライン株式会社(あじしまライン)は、宮城県石巻市門脇町にある海運会社。

石巻港(内港。旧北上川沿い河川港)から、石巻市に属する離島である田代島網地島を経由して、金華山へむかう連絡船の港でもある、牡鹿半島の先端に位置する鮎川港までを、所有する4隻の貨客船で結んでいる。

随時、田代島、網地島両島の急患搬送に当たっている他、仙台湾内でのクルーズ船舶チャーターも受け付けている。

歴史[編集]

  • 1984年昭和59年):マーメイド就航
  • 1988年(昭和63年):ブルーライナー就航
  • 2006年平成18年)4月:石巻市営汽船「牡鹿丸」による鮎川~長渡航路が廃止、網地島ラインに一本化
  • 2011年(平成23年))3月11日東北地方太平洋沖地震の津波により石巻港の社屋・待合室・関連事業の飲食店が完全に流されるなど被害を受ける。石巻湊(石巻漁港)を使用した限定的な運航再開を計画している。[1]。船舶は3隻全て、被害は無かったものの、12日にかけて海上保安庁の船舶・ヘリコプターによる乗員・乗客の救出作業が行われた。1隻から乗客11名が救助されている。
  • 2011年(平成23年)3月12日:行方不明の旅客船「みゅう」を海上保安庁のヘリコプターが発見し、乗船者2名全員が吊り上げ救助される[2]。同日、石巻郊外の「ブルーライナー」から病気を発症した乗客1名、海上保安庁の監視取締艇にて救助される[3]
  • 2011年(平成23年)3月24日:地震により運休していたが、暫定的に毎日1便ずつの運行を再開する。使用船舶は「マーメイド」で、運賃は3月中は無料とする[4]。発着場所だった岸壁が地震と津波で破壊されたため、応急的に復旧した石巻工業港の日和埠頭[5]を使用して運航が再開された。

航路[編集]

船舶[編集]

カーフェリー 「マーメイド」
総トン数:116 t
航海走力:11 kt
定員:212名
車両:トラック及び乗用車3台
生活物資全般(危険物含む)、車両の輸送を行う(予約が必要)。
高速船 「ブルーライナー」
総トン数:101 t
航海走力:18.2 kt
定員:220名
生活物資の輸送も行う。夜間は田代島に停泊し、夜間急患搬送に対応。
小型客船 「みゅう」
定員:73名
鮎川~網地島(網地・長渡)のみの就航。

アクセス[編集]

北上川に面した船着場まで、JR石巻駅前からミヤコーバスの下記路線バスを利用。

  • 2番のりば:「市立病院前」経由女川日水前・指ヶ浜・鮎川港行きで約11分、網地島ライン前下車。
  • 3番のりば:「門脇(かどのわき)先回り」の市内循環線で約11分、網地島ライン前下車。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 国土交通省 東北地方太平洋沖地震(第28報)平成23年3月22日(火)14:00作成 (PDF)
  2. ^ 海上保安庁 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震への対応等について(第7報) 平成23月12日1330現在 (PDF)
  3. ^ 海上保安庁 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震への対応等について(第11報) 平成23年3月16日0430現在 (PDF)
  4. ^ 国土交通省海事局 宮城県塩竈市・石巻市と離島を結ぶ航路の運航再開について 3月26日 (PDF)
  5. ^ 石巻市 平成23年度(2011)平成23年東北地方太平洋沖地震 平成23年3月23日 (PDF)

外部リンク[編集]