財政制度等審議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

財政制度等審議会(ざいせいせいどとうしんぎかい、: Fiscal System Council)は、財務省審議会等の一つ。予算決算をはじめとする国の財政について審議を行う財務大臣諮問機関。前身は大蔵省の財政制度審議会など。

主な業務[編集]

財務省設置法(平成30年4月18日法律第16号)第7条1項に所掌事務が規定されている。

(財政制度等審議会)
第7条 財政制度等審議会は、次に掲げる事務をつかさどる。
一 財務大臣の諮問に応じて次に掲げる重要事項を調査審議すること。
 イ 国の予算決算及び会計の制度に関する重要事項
 ロ 国家公務員共済組合の制度に関する重要事項
 ハ 財政投融資制度、財政投融資計画及び財政融資資金に関する重要事項
 二 たばこ事業及び事業に関する重要事項
 ホ 国有財産の管理及び処分に関する基本方針その他国有財産に関する重要事項

分科会[編集]

総会のほか、5つの分科会が置かれている。

  • 財政制度分科会
  • 国家公務員共済組合分科会
  • 財政投融資分科会
  • たばこ事業等分科会
  • 国有財産分科会

会長[編集]

氏名 就任日
今井敬 2001年1月19日
貝塚啓明 2003年1月16日
西室泰三 2006年2月7日
吉川洋 2010年4月26日
榊原定征 2017年4月7日

庶務[編集]

分科会名 管轄課
総会 主計局調査課
財政制度分科会 主計局調査課
国家公務員共済組合分科会 主計局給与共済課
財政投融資分科会 理財局財政投融資総括課
たばこ事業等分科会 理財局総務課
国有財産分科会 理財局国有財産企画課

外部リンク[編集]