秋山駿

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秋山 駿(あきやま しゅん、1930年4月23日 - )は、日本の文芸評論家

目次

[編集] 来歴・人物

東京都出身。早稲田大学文学部仏文科卒。1979年から93年まで東京農工大学教授、97年から武蔵野女子大学教授、2001年、客員教授を務めた。1997年より日本芸術院会員。

「石ころ」が秋山駿の批評のキーワードである。目の前の石ころから発想するのである。群像新人賞を受賞したが、以後三年間低迷する。『群像』が批評を掲載してくれないので、もう一度新人賞に応募しようとしてとめられたという。内向の世代の同伴者的批評家として出発する。

『恋愛の発見』では、恋愛とは犯罪に似ており、「俺は、こうする」というもので、学校的な知性では計れないものだと論じた。『信長』は、ベストセラーになった。大病を患ったがそこから復活し、近年、『私小説という人生』で私小説を擁護し、話題となった。

瀬戸内寂聴渡辺淳一など、通俗作家としてあまり文芸評論家が論じない作家を積極的に評価してきた。時流から超然とし、自分自身の感覚を信じるところに、秋山の真骨頂があるといえよう。

[編集] 受賞歴

[編集] 文学賞選考委員

[編集] 著書

  • 『内部の人間』(1967、南北社、のち晶文社)
  • 『対談・私の文学』(1969年、講談社)
  • 『無用の告発-存在のための考察』(1969年、河出書房)
  • 『抽象的な逃走』 冬樹社 1970
  • 『歩行と貝殻』 講談社 1970
  • 『時が流れるお城が見える』(1971年、仮面社)
  • 『考える兇器』 冬樹社 1972
  • 小林秀雄中原中也』 第三文明社(レグルス文庫) 1973
  • 『作家論』 第三文明社 1973
  • 『秋山駿批評 1』 1973年、小沢書店
  • 『地下室の手記』(1974年、徳間書店/1991年5月、日本文芸社)
  • 『秋山駿批評 2』 小沢書店 1975
  • 『言葉の棘 』北洋社 1975
  • 『文学への問い 秋山駿第一対談集』 徳間書店 1975
  • 『秋山駿文芸時評 1970・6-1973・12 』河出書房新社 1975
  • 『内的生活』(1976年、講談社)
  • 『秋山駿批評 3』 小沢書店 1976
  • 『知れざる炎 評伝中原中也』(1977年、河出書房新社/1991年5月、講談社文芸文庫)
  • 『架空のレッスン』小沢書店 1977
  • 『批評のスタイル 』アディン書房 1978
  • 『内的な理由』 構想社 1979
  • 『文学の目覚める時 秋山駿第二対談集』 徳間書店 1979
  • 『舗石の思想』 講談社 1980(2002年9月、講談社文芸文庫)
  • 『秋山駿批評 4』 小沢書店 1981
  • 『生の磁場 文芸時評1977~1981』小沢書店 1982
  • 『本の顔本の声』福武書店 1982
  • 『こころの詭計』(小沢書店 1983)
  • 『魂と意匠 小林秀雄』(1985年11月、講談社)
  • 『簡単な生活者の意見』(1988年1月、小沢書店)
  • 『恋愛の発見』小沢書店 1988
  • 『人生の検証』(1990年3月、新潮社/1996年8月、新潮文庫/2002年5月、新潮オンデマンドブックス)
  • 『時代小説礼讃』(1990年12月、日本文芸社)
  • 『歩行者の夢想 秋山駿自選評論集』 学芸書林 1991
  • 『路上の櫂歌』(1994年8月、小沢書店)
  • 『文学、内と外の思想文学論ノ-ト』共著(1995年10月、おうふう)
  • 『信長』新潮社 1996(のち新潮文庫、1999年)
  • 『信長発見』共著(1997年1月、小沢書店/2003年6月、朝日文庫)
  • 『信長 秀吉 家康』(岳真也共著/1997年8月、廣済堂出版/2001年11月、学研M文庫)
  • 『砂粒の私記』(1997年9月、講談社)
  • 『文学のゆくえ 21世紀に遺す』(大河内昭爾吉村昭共著/1997年11月、蒼洋社)
  • 『作家と作品私のデッサン集成』(1998年4月、小沢書店)
  • 『片耳の話 言葉はこころの杖』(2001年10月、光芒社)
  • 『神経と夢想-私の「罪と罰」』(2003年2月、講談社)
  • 『信長と日本人 魂の言葉で語れ!』(2004年8月、飛鳥新社)
  • 『小説家の誕生 瀬戸内寂聴』(2004年10月、おうふう)
  • 『批評の透き間』(2005年1月、鳥影社)
  • 『私小説という人生』(2006年12月、新潮社)
  • 『忠臣蔵』(2008年11月、新潮社)