知内温泉

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知内温泉
露天風呂
温泉情報
所在地

北海道上磯郡知内町字湯ノ里

知内温泉の位置(北海道南部内)
知内温泉
知内温泉
知内温泉の位置(北海道内)
知内温泉
北海道地図
座標 北緯41度35分44.3秒 東経140度17分40.4秒 / 北緯41.595639度 東経140.294556度 / 41.595639; 140.294556座標: 北緯41度35分44.3秒 東経140度17分40.4秒 / 北緯41.595639度 東経140.294556度 / 41.595639; 140.294556
交通 JR北海道北海道新幹線道南いさりび鉄道木古内駅より函館バス松前方面行きで45分
泉質 鉄鉱泉・炭酸塩類泉・重炭酸土類食塩泉・明礬泉
泉温(摂氏 65 - 70 °C
宿泊施設数 1
外部リンク 知内温泉ユートピア和楽園
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一軒宿の「知内温泉旅館・ユートピア和楽園」外観

知内温泉(しりうちおんせん)は、北海道上磯郡知内町字湯ノ里にある温泉。北海道最古の歴史を持つ温泉地である。

泉質[編集]

効能[編集]

  • 火傷、胃腸病に対する効能があるとされる。温泉地では飲泉時に口頭癌・胃腸癌への効能を謳っている。

※注 効能はその効果を万人に保証するわけではない。特に癌に対する効能は医学的に証明された効果ではない。

温泉地[編集]

日本秘湯を守る会にも属する一軒宿の「知内温泉旅館・ユートピア和楽園」があり、日帰り入浴も扱っている。

特に火傷や胃腸病への効能の高さから湯治場として栄え、現在でも湯治場として多くの人々が訪れる。館内には「上の湯」「下の湯」と名付けられた男女別の内湯2か所と、素朴な混浴露天風呂がある。

また、別の場所には野湯的な露天風呂(通称:展望台の湯、営林署の湯)も存在する。

歴史[編集]

開湯は1247年である。源頼家の家臣荒木大学が金山探索を行った際に発見したとされる。ただし、以前からアイヌの人々が利用していたとも言われる。

1624年には松前藩によって湯治場として整備され、歴代の松前藩主が湯治に訪れた。

アクセス[編集]

関連項目[編集]