監禁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

監禁(かんきん、confinement)とは、人を一定の区画などに閉じ込め、そこから出る自由を奪うこと[1]

概要[編集]

監禁の程度の低いものを一般に軟禁(なんきん)と呼ぶが、これは法律用語ではなく、日本の法律上はそれも「監禁」に分類される。

恐怖政治を行う権力者や、独裁的な権力者や、反民主的な権力者が、自己の権力を維持するために自分にとって都合の悪い人(例えば、人権運動家、民主化運動をする人など)を、利己的な理由で監禁してしまうことがある。これは人道に対する罪に当たる。

米国のCIAは、イランやイラクの人々をグアンタナモ収容所において監禁し不法に残酷で非人道的な拷問を行っていた、という報告書が2014年に公表された。

日本以外では長期にわたる監禁行為を通常の監禁罪と異なる重罪として取り扱う国がある。

日本[編集]

日本での法的な位置づけ

日本国刑法では、不法に人を監禁した場合には監禁罪となる。

日本では物理的に自由を奪う場合のみならず、脅迫を以って脱出を断念させることも監禁罪となる。継続的に被監禁者を取り囲む、扉の前に立つ等の行為も監禁の手段となる。ボンネットに人が乗っている状態で車を走らせる行為が監禁罪となったケース[2]もある。現行犯逮捕した犯人を事務所内に捕り置き、すみやかに警察機関に通報せず監禁を継続する行為も監禁罪に当る。

また、監禁罪には至らなくとも、他人の行動の自由を妨げる行為は軽犯罪法による処罰の対象となり、また迷惑防止条例等の法令に抵触する可能性が大きい。ただしこれらの法令は正当な現行犯逮捕を妨げるものではない。 日本でも新潟少女監禁事件を契機に長期監禁罪設定に関する議論が生じた。

日本での主な監禁事件

以下、日本での逮捕・監禁罪で起訴された事件を記載する。尚、人質(交渉を有利にするために、特定の人の身柄を拘束すること)事件については人質を参照。ここでは、人質事件以外の監禁事件を列挙する。


大韓民国[編集]

出典[編集]

  1. ^ 広辞苑第六版「監禁」
  2. ^ 2007年4月18日のFNNに記載

関連項目[編集]