アーシュラ・K・ル=グウィン
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| アーシュラ・クローバー・ル=グウィン Ursula Kroeber Le Guin |
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2004年、書店での非公式会見で質問に答えるル=グウィン
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| 誕生 | 1929年10月21日(79歳) |
| 職業 | 小説家、SF作家 ファンタジー作家、フェミニスト |
| 国籍 | |
| ジャンル | SF、ファンタジー |
| 代表作 | 闇の左手 ゲド戦記 |
| 主な受賞歴 | ヒューゴー賞 ネビュラ賞 ローカス賞 |
| 公式サイト | Ursula K. Le Guin's Web Site |
アーシュラ・クローバー・ル=グウィン(Ursula Kroeber Le Guin、1929年10月21日 - )は、アメリカの女性小説家でSF作家、ファンタジー作家、フェミニスト。
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[編集] 概説
父親はドイツ系の文化人類学者のアルフレッド・L・クローバー。母親は、夫が研究で係わったアメリカ最後の生粋のインディアン「イシ」の伝記を執筆した作家のシオドーラ・クラコー・ブラウン。
1929年10月21日 にカリフォルニア州バークレーで生まれた。この年代においては、カトリックの聖女である聖ウルスラは、教会典礼暦に掲載される聖人で、その祝日は10月21日だった。このため、聖ウルスラに因んで、アーシュラと名づけられた。
子供時代は、父親がカリフォルニア大学バークレー校で教えていた関係でバークレーで育つ。大学は、ラドクリフ大学に進学、コロンビア大学で修士号を取得している。1953年に歴史学の教授チャールズ・A・ル=グウィンと結婚。1991年、カリフォルニア大学バークレー校の人類学科で名誉教授を称える連続講演で父について講演する。1958年以来現在に至るまでオレゴン州ポートランドに在住している。
SF作家としては、両性具有の異星人と地球人との接触を描いた『闇の左手』でヒューゴー賞、ネビュラ賞を、1970年に同時受賞。代表作は他にユートピアを描いた『所有せざる人々』がある。SF界の女王と呼ばれ、「西の善き魔女」とあだ名されている。
ファンタジー作家としての代表作は、『ゲド戦記』(全5巻+外伝1巻)である。第2巻『こわれた腕環』(The Tombs of Atuan)では1991年にフェニックス賞・オナー賞を受賞した。
他に、村上春樹の訳による『空とび猫』といった絵本作品もある。
スタジオジブリ(宮崎吾朗監督・脚本)のアニメ映画『ゲド戦記』(2006年夏)の公開後、日本などから問い合わせのメールが多く寄せられたため、この映画が制作されるに至った経緯と映画に対するコメントを彼女自身の公式サイト[1]で公開した(日本語訳[2])。
2007年9月、最新作『西のはての年代記』シリーズの第三巻Powersを英・米で出版した(邦訳第三巻『パワー』は2008年8月に出版された)。
[編集] 日本での影響
少女漫画家萩尾望都の作品にル=グウィンの影響をみる者もいる。また、荻原規子の『西の善き魔女』5巻のサブタイトルが「闇の左手」である。
彼女の影響を受けた、もしくはファンである日本人作家は多い。宮崎駿は『出発点』の中で、枕元に『ゲド戦記』を置いてすぐに読めるようにしている、と語っている。また、かつて『ゲド戦記』の映像化を考えていたことがある、と認めている。
[編集] 作品リスト
- 『辺境の惑星』(Planet of exile) - ハヤカワ文庫
- 『ロカノンの世界』 ハヤカワ文庫 別訳がサンリオSF文庫にもあった
- 『闇の左手』(The Left Hand of Darkness) - ハヤカワ文庫
- 『幻影の都市』(City of Illusions)- ハヤカワ文庫
- 『所有せざる人々』(The Dispossessed) - ハヤカワ文庫
- 『風の十二方位(初期作品を主に収録した短編集)』 ハヤカワ文庫
- 『世界の合言葉は森』(The Word for World is Forest) - ハヤカワ文庫
- 『天のろくろ』(The Lathe of Heaven) サンリオSF文庫
- 『内海の漁師』(A Fisherman of the Inland Sea) - 短編集 ハヤカワ文庫
- 『言の葉の樹』(The Telling) ハヤカワ文庫
- 『オールウェイズ・カミング・ホーム』(Always Coming Home) - 平凡社上下
- 『ゲド戦記』 全5巻別巻 岩波書店
- 『なつかしく謎めいて』(Changing planes) - 河出書房新社
- 『西のはての年代記』(The Chronicles of the Western Shore) - 河出書房新社
- 『ギフト』Gifts, 『ヴォイス』Voices,『パワー』Powers 全3巻
- 『マラフレナ』(Malafrena) - サンリオSF文庫 以下は非SF
- 『オルシニア国物語』 ハヤカワ文庫
- 『コンパス・ローズ』 サンリオSF文庫
- 『世界の果てでダンス』 白水社 以下は評論
- 『夜の言葉 ファンタジー・SF論』 岩波現代文庫
- 『ファンタジーと言葉』 岩波書店
- 『アーシュラ・K・ル=グウィン』 ユリイカ・2006年8月臨時増刊号 青土社
[編集] 関連項目
- ジェイン・オースティンの読書会 - SFマニアの男性が、SFに興味がない女性にル=グウィンを読むよう薦めるシチュエーションがある。

