男子の本懐

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男子の本懐』(だんしのほんかい)は、城山三郎の長編小説、およびこれを原作としたNHK総合テレビジョンテレビドラマ

概要[編集]

1979年3月から11月まで8か月にわたって『週刊朝日』に連載後に、1980年1月『城山三郎全集』(新潮社)の第1巻に収録、新潮文庫でも刊行。昭和初年金解禁を断行した濱口雄幸(当時首相)と井上準之助(当時大蔵大臣)を主人公とした歴史経済小説。濱口は狙撃事件ののちその際の傷が遠因となって死去するが、これをかねて、殺されることがあっても男子の本懐だと述べていたことが題名の意味である。

1981年1月4日20:00-22:35、NHK総合テレビで新春ドラマスペシャルとして放送され、濱口を北大路欣也、井上を近藤正臣が演じた。第36回芸術祭優秀賞受賞作品。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

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